―印象に残っているセリフやシーンはありますか?

成田「こんなに自然が綺麗なのに人間は何やってんだってカメラマンさんが不意に言うシーンがあるんですよ。それがすべてかなって。その通りですよね」

沢尻「セリフではないんですけど、信治の顔がすごいところがあって(笑)。新聞社に被害者の女性を連れてくるシーンがあるんですけど、‟どうだ!俺やっただろ“って顔をしてこっち見てるんですけど、もう見れないぐらい顔の迫力がすごくて。今でも脳裏に残ってます、その顔が(笑)」

成田「僕も気に入ってます(笑)」

―作品を拝見してテーマがすごく難しいけど、バランスがよくて見やすいなと感じました。完成した作品をご覧になっての感想を教えていただきたいです。

成田「ちょっと俯瞰で見てたつもりが、思わぬところで刺さったりするんですよね。触られたくないところに触られる感覚もあって。撮り方の工夫でちゃんとお客さんが自分も作品の世界の中の一人なんだという感覚になれる、主観的になれる時間があるので、そこが効果的だったなと思います。あとは富山で撮れたっていうのはすごい大きかったですね。撮影期間中はずっと富山に滞在していたので、作品のことだけを考えていられる贅沢な時間を過ごしました。おかげでちゃんと入り込むことができたなと。この映画を見たら富山で映画を撮りたくなる方が増えるんじゃないかなって思います」

沢尻「いや本当に美しい映像で、それを富山で撮れたのがよかったって思います。一人でポツンって立っているところでも、画にすごい説得力が出るというか。出来上がって、どう映るんだろう?って不安だった部分が、完成を見て一気に消されて。この内容だからこそ、富山という綺麗な場所で撮れたっていうのが本当にすごくいいバランスで、うまくできたんじゃないかなって思います」

―SNSやYouTubeでついつい見てしまう好きな動画や投稿はありますか?

沢尻「めっちゃある! 結構見るのは料理で実際に自分でも作ったりする」

成田「それは一緒です」

沢尻「あとは犬とか猫とか動物をレスキューしてるやつ」

成田「犬とか猫とかが子供を助けるやつじゃなくて?」

沢尻「それもある! 多分それこそフェイクもあると思うんだけど、動物の感動系のやつも見ちゃいます。オオカミとかをレスキューして、ちっちゃい子供のうちから育ててみたいなやつとか。そういうのも好きだし、結構いろんなものを見ます」

成田「料理は特定の人がいるんですか?」

沢尻「フォローしてる料理家さんが何人かいます」

成田「わかります」

沢尻「なんでだろ~。なんかすごい見ちゃう。美味しそうだし、今度これ作ってみようっていうのは結構ある」

成田「自分も同じく料理ですね。動物系も見たりします。あと別に求めてないけど、‟絶対に食べちゃいけない食べ物何選“とかありますよね? ついつい見ちゃいます」

沢尻「あとは地球が終わるシリーズ! 何月何日に地球が終わるみたいな。終わってないし!みたいな(笑)。結構そういう系も見ちゃう」

―お二人結構共通のものを見られるんですね。

沢尻「なんか料理は映像だから分かりやすいんですよね。すごい作りやすいので便利だなと思って。最近は角煮を作りました。豚の角煮を炊飯器で作るっていう」

成田「炊飯器系ね」

沢尻「炊飯器だと簡単で、すごいホロホロなの」

成田「でもさ、角煮で米を食べたいときはどうするの?」

沢尻「早炊きで炊く!」

成田「そうか、その間に別の料理作れるもんね。僕はイタリアンの人たちのフォローが多いのでパスタ系かな」

―最後にsweet読者に最後メッセージをお願いします!

成田「どういう伝え方したら見てもらえるんだろう? ……美しい沢尻エリカを見に来てください!ですね。観たいでしょう、大きなスクリーンで」

沢尻「いやいや、私はどうでもいいけど、とにかく富山の美しさとそこで翻弄される成田くんが演じる主人公がすごくいい味を出してるので、いいバランス、いい感覚な映画になってるんじゃないかなと思います。ぜひ劇場でご覧ください」

成田「そうだね。綺麗な自然と人間の脆さというコントラストをぜひ劇場で!」

―ありがとうございました!

●サイン入りチェキをプレゼント!
下記のフォーマットから応募してね!(3月31日締め切り)
https://ssl.tkj.jp/e/sweet_KAKUSAN/

●info
映画『#拡散』2月27日(金)より全国公開
Story:富山県で介護士として働く浅岡信治と妻・明希だったが、ワクチン接種をした翌日に明希が帰らぬ人になってしまった。やりきれない思いは次第に怒りへと変わり、クリニックへの無言の抗議を続けた。そんな信治に目を付けたのが、記者・福島美波。福島が書いた浅岡の記事がネットを中心に大バズりして彼は一躍時の人に。その後解説したSNSで万越えのフォロワー数を誇るインフルエンサーになった浅岡だが、SNSに取りつかれた彼は手の付けられない存在になっていく。そんな彼の前に意外な人物が姿を現し、衝撃の事実を告げるのだった……。

出演:成田凌、沢尻エリカ、淵上泰史、山谷花純、赤間麻里子、船ヶ山哲、DAIKI、高山孟久ほか
原案・編集・監督:白金(KING BAI)/脚本:港岳彦

●プロフィール
成田 凌(Ryo Narita)
1993年11月22日生まれ、埼玉県出身。2013年に「MEN’S NON-NO」専属モデルとして鮮烈にデビュー。その後、俳優として唯一無二の存在感を放ち続け、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の出演作は映画『ブラック・ショーマン』(2025年)、映画『平場の月』(2025年)、最新ドラマは『冬のなんかさ、春のなんかね』(2026年)。

沢尻 エリカ(Erika Sawajiri)
1986年4月8日生まれ、東京都出身。2005年、ドラマ『1リットルの涙』で主演を務め、同年公開の映画『パッチギ!』で、第29回⽇本アカデミー賞新⼈俳優賞を受賞。ドラマ『1リットルの涙』での熱演が社会現象となり、一躍時代の寵児に。2024年、舞台『欲望という名の電車』、2026年1月から主演舞台『ピグマリオン』で凛とした貴婦人へと変貌を遂げるヒロイン・イライザ役を演じる。