<きもちに寄り添える女のコのマンガたち>
世代や時代を超えた、女のコのリアルな心情を綴ったマンガ作品をご紹介。立場は変われど、自分の生きる道を探しながら、一生懸命生きる主人公達に明日からのヒントをもらえるはず。
《目次》
≪スウィート編集部がオススメしました!≫
●『フロイト1/2』
●『つるばらつるばら』
●『スケッチ-』
●『ある奴隷少女に起こった出来事』
●『&』
●『かげきしょうじょ!!』
●『わたしのお嫁くん』
●『青春シンデレラ』
●『この町ではひとり』
●『違国日記』
●『あたらしいひふ』
≪スウィート編集部がオススメしました!≫
編集長W:20年にわたり本誌の編集長を務める女子のプロ。アラフィフ。
編集M:40ウン歳の趣味人。常に冷静沈着で後輩から頼りにされている。
編集A:今年40の大台に乗った事実を受け止めきれない自立できない大人。
編集B:小説やマンガが大好きな、30代半ばの眼鏡美人。趣味が知的。
編集S:遊びざかり仕事ざかりの28歳。恋も仕事も全力投球の行動派。
編集O:編集部最年少の26歳。韓国ファッションと文化が大好物。
『フロイト1/2』
精神分析学の祖、フロイトをナビゲーターにして夢と現実が入り交じるファンタジー。家庭の事情で寂しい思いをしながらも、健気にたくましく生きる主人公の少女に涙する。
川原 泉 著(白泉社文庫)
\編集長Wがオススメ!/
ボーイミーツガールの物語が川原泉の手にかかると哲学に。甘い少女漫画に感情移入できない女子は必読。ヒロインの健気さに涙。
『つるばらつるばら』
88年発表ながら、ジェンダー問題について取り上げた表題作の他、摂食障害に切り込む『ダイエット』などを収録。希望のあるエンディングに勇気をもらえるはず。
大島弓子 著(白泉社文庫)
\編集Aがオススメ!/
女子のバイブル、大島弓子先生の短編集は何度読み返しても泣ける~。マンガの中の優しい世界に触れると、心が洗われるようです。
コロナ禍でも負けない女性が支持!『まんがでわかる7つの習慣』が100万部突破!!
『スケッチ-』
31歳、アラサー。彼氏もいるし、仕事にも大きな不満はないけど、なんだかさえない。SNS上でキラキラする友達を眺めながら、自分にはなにかがない、と思う日々。そんな主人公がスケボーに魅了され、物語が動く。新しいことに挑戦するのに、年齢なんて関係ない!
マキヒロチ 著(講談社)
\編集Oがオススメ!/
パッとしない日々に刺激が欲しい女のコにオススメ。新しいことを始めることでワクワクするような毎日に変わるんだと思わせてくれた一冊です!
『ある奴隷少女に起こった出来事』
19世紀アメリカに生きた黒人女性が自由を勝ち取るまでの実際の手記のコミカライズ。残酷な奴隷制度について赤裸々に記したノンフィクションは、マンガ化された本作でより生々しく心に響く。
あらいまりこ 著(双葉社)
\編集Mがオススメ!/
絶望としか言いようのない、出口が全く見えないところに立たされているときに、愛や希望を胸に生きることはできるかと突きつけられる作品。
【いま読みたい本14選】女性の生きざまに共感&と勇気をもらう! 女性作家の作品14選
『&』
それなりにモテるのに生まれてから26年間、誰とも付き合ったことがない主人公。ダブルワークをしながら45歳の訳アリの男性との恋を通じて女性として成熟していく。
おかざき真里 著(祥伝社)
\編集Sがオススメ!/
女子の忙しない感情が繊細に描かれていて、ハマる! 仕事も恋愛もうまくいかないことも多いけど、「あともういっちょ頑張るか!」という気分に。
『かげきしょうじょ!!』
女性だけの歌劇団、紅華歌劇団に入団するため音楽学校で切磋琢磨する少女達の青春を描く物語。夢に向かってまい進するピュア過ぎる乙女達の姿に元気をもらえるはず。
斉木久美子 著(白泉社)
\編集Bがオススメ!/
王道の青春胸熱モノ。さらさがオスカル役を射止めるまで目が離せな~い! ニジユーにハマった皆さまにもオススメ♡ ヅカヲタは必読です!
光浦靖子、仕事は戦国時代に突入!? ピンチの時は漫画ピーナッツの名言を思い出す!
『わたしのお嫁くん』
26歳、バリキャリの主人公、実は生活能力皆無の汚部屋女子。後輩男子にひょんなことから部屋を片づけてもらい“お嫁に欲しい……!!”と男前な告白をしてしまう。キュンキュン系の大人のラブコメディ。
柴なつみ 著(講談社)
\編集Mがオススメ!/
先輩女子が旦那、同居する家事スキルの高い後輩男子が嫁、という視点からの台詞が楽しい。両想いになる日は来るのか展開が気になる♡
『青春シンデレラ』
超地味女だった高校時代、初恋の彼にフラれたトラウマで恋愛ができない27歳のB.A.紫苑が、高校3年生にタイムスリップ。メイクの力で変身して青春をやり直す!
夕のぞむ 著(集英社)
\編集Oがオススメ!/
地味だった女のコがメイクテクニックで美しく変身し、自分に自信が持てるように。キュンキュンし過ぎて早く続きが読みたいです~♡
木村カエラ 初の日記形式エッセイ『NIKKI』で “自分をさらけ出した” 表紙はノーメイク!?[2020年6月新刊]
『この町ではひとり』
『岡崎に捧ぐ』で鮮烈なデビューを果たした作者のエッセイマンガ。誰も知らない町でひとり不安な青春を送る姿に共感する人も多いはず。強く成長した現在の姿にホッとする。
山本さほ 著(小学館)
\編集Aがオススメ!/
一念発起してひとり暮らしを始めたのに灰色の日々を送る主人公。辛い話も絵柄のおかげでサクサク読める。笑い話になってよかったな~としみじみ。
『違国日記』
両親を亡くした15歳の姪を、少女小説家であり、35歳・独身のおばが引き取り始まる共同生活。子どもと大人、年齢だけでひとくくりにできない不器用なふたりの女性の心のふれあいと、傷ついた心の再生を描く。ヒリヒリするような人の心の奥底を描く名手、ヤマシタトモコによる感動必至の最新ヒット作。
ヤマシタトモコ 著(祥伝社)
\編集長Wがオススメ!/
人と人とはどうやっても完全に分かり合うことなんてできない。そこから始まる物語は、だからこそどこまでもフェアで優しい。
[オススメ映画] パワーをもらえる! 仕事・家族・ともだちがテーマの胸アツ映画10選
『あたらしいひふ』
服にまつわるオムニバス。黒しか着ない眼鏡っ子、無難な服の受付嬢、服で高まるモード女子、可愛いで武装するギャル。4人が交錯するとき“あたらしいひふ”を手に入れる。
高野 雀 著(祥伝社)
\編集Bがオススメ!/
ちょっとビターだけど“わかる~”に溢れてる! 可愛い・可愛くない、痩せてる・太ってるetc. 。セルフラブこそ、女のコの自立に必須。