17の目標を掲げるSDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の頭文字を取ったもの。sweetではそれらの取り組みを支持し、これまでも、これからもしっかり誌面でお伝えしていきます。そこで今回は、改めて17の目標と今からすぐ実践できそうなTipsを5つご紹介します。未来のための一歩を踏み出すなら今!
#1 SDGsを理解しよう
最近よく聞くSDGs。2015年に国連サミットで採択され、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことを指し、その項目は17あります。それは、開発途上国を支援する内容や、ジェンダー・人種の平等、エネルギーや経済、環境のことまで多岐にわたっています。レジ袋の有料化やプラスチックストローの廃止などもその一環。様々な施策が国・企業から発信されています。自分が気になるものでもいいので調べたり、アクションをおこしたりすることで世界が変わるかもしれないと思うと、「やってみよう!」という気になりませんか?
#2 習慣をサステナ目線に変えてみる
日常を見渡すと環境のためにできることはたくさん。エコバッグを持ち歩くのは当たり前になった今、ゴミを減らすために他にも何かできるはず。日々の習慣を見直してみて。
カップやストロー、マイ箸を持ち歩く
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テイクアウトコーヒー派にオススメしたいのは「Ecoffee」。竹の繊維など天然素材を主原料とし、フタやホルダーはシリコーンゴムでできているので洗えば何度でも使用可能に。
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スターバックスをはじめとするカフェ・コーヒーショップで始まっているのがプラスチックゴミの削減を目指したノーストロー。それなら、マイストローを持ち歩くのも手! 「No Plastic Japan」から発売されているストローは、長さ、太さ、デザインを選べるのでお気に入りが見つかるはず。
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ジェイデン・スミスが立ち上げた「JUST WATER」。このおしゃれなパッケージ、最近ではコンビニで見かけることも。再生可能率82%を誇る紙容器とバイオ素材プラスチックのキャップを採用。さらに、過疎化が進む地域に本社を置くことで雇用と税収をもたらすという効果も。ヤングセレブリティ達がこのような取り組みに早い段階から参画しているということ、もSDGsがいかに世界で注目されているかの現れ。
#3 サステナブランドを活用する
ファッション界のブームとも言えるキーワード「サステナブル」。どのブランドも現状の課題を理解し、セールを行わない(余剰を生み出さない)、完全受注生産、オーガニックなど様々な方法で環境問題にアプローチ。そこで、サステナブルを意識したブランドをワードローブに取り入れてみるのもひとつの手。
1つ売れるとマングローブを1本植樹「PANGAIA」
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最先端のエコテクノロジーを駆使して作られているのが「PANGAIA(パンゲア)」。ストリートカルチャーの背景を持ち、村上隆氏とコラボも行うなどカラフルで着ていて楽しくなるようなアイテムが揃います。それらの染料には食品廃棄物や果物などの天然のものを使用。1つ買ったら、1本マングローブが植樹され、ファッションを楽しみながら環境保全に貢献できるシステムも素敵。
サステナ視点でデニムを選ぶ
デイリーコーデに欠かせないデニムは、実は製造過程において大量の水が必要だったり、コットンを作る際に農薬や化学肥料が大量に使われていたりと課題が山積。その課題をなるべくクリアしようと、国内外問わず多くのブランドが立ち上がっています。
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ローラが立ち上げたブランド「STUDIO R330」もサステナビリティに特化。本人がその製造過程や込められた思いを発信しているので、簡単にモノの背景を知ることができ納得したお買い物ができますよね。
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海外スナップで見かけるようになった「The Feel Studio Inc.」のデニム。ベーシックなデザインで長く愛せそうな1本は化学薬品を使用せず、水の使用を30%削減、タグは100%再生紙などパッケージにも配慮されています。
靴もサステナブルに
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フランスのスニーカーブランド「VEJA(ヴェジャ)」は、フェアトレード、オーガニック素材、天然ゴム、ペットボトルリサイクル素材を使用するなど、可能な限り再生エネルギーを使ったものづくりを行っています・
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日本にも原宿、丸の内と店舗を構える「オールバーズ」。こちらもリサイクル素材を使ったスニーカーをメインとし、アパレルも販売。
#4 環境に優しいコスメを使う
スキンケアやコスメなど、毎日の生活に欠かせない化粧品。オーガニックや無添加などの取り組みはもちろん、最近ではさらにそれに最新テクノロジーを掛け合わせたブランドも。
植物バイオメソドロジーという新しい試み「Waphyto」
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植物療法の第一人者である森田敦子さんが監修する「Waphyto」。フィトテラピー(植物療法)と本草学を基本に、科学を掛け合わせスキンケア、ヘアケア、デリケートゾーンケア、ベビーケアなど多岐にわたる商品を販売。製造過程での動物実験の不実施、フェアトレード、大豆インクの使用やリサイクルコットンバッグなど、製造・販売過程におけるサスティナビリティを徹底している。
ドラッグストアで買えるサステナビリティ
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可愛いボトルが目を引く「Diane Be True」のヘアケア。マツモトキヨシなど、近所のドラッグストアで販売しているところを見かけたこともあるはず。「ワタシも地球も好きになるフルネスシャンプー」と謳い、「サステナブル」も「可愛い」も両方欲しい女性心をグッとつかんで、今人気急上昇!
#5 企業の取り組みを知る
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なじみの深いユニクロも、SDGsを意識した活動を行っています。「服のチカラを、社会のチカラに。」というキャッチコピーのもと、サスティナビリティに力を入れていたりCMでジェンダーの話題を盛り込んでいたりと積極的。他にもH&Mでは洋服のリサイクルボックスを設置していたり、ハイブランドが毛皮不使用を宣言したり、多くのブランドがサステナブルなアイテムを積極的に発売したりと、調べてみるとたくさん出てくる!
まだまだ解決にはほど遠いかもしれないけれど、SDGsには環境のことだけではなく、人種やジェンダー、経済の問題などが含まれています。情報が簡単に手に入るからこそ、自分なりのSDGsを始めてみませんか?