映画館で見るべき！注目の1月最新ムービー4選

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This Month’s 4 Movies

1月要チェックの映画を4本ご紹介します！

『フレンチ・ディスパッチ　ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』

ウェス・アンダーソン監督の長編第10作目は、廃刊が決まった雑誌の最終号に掲載される、一つのレポートと3つのコラムで構成。シニカルな笑いをそそる“シュールなおとぎ話”はもとより、背景や小道具、ネタとなるアート＆ファッション＆グルメ、そして数十人の超豪華キャストまで、スタイリッシュな映像に詰め込まれているのは究極の“ウェスのお気に入りアイテム”。この胸躍るオモチャ箱、リピート鑑賞をオススメです。

© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.

story：20世紀フランスの架空の街。雑誌『フレンチ・ディスパッチ』は、編集長（B・マーレイ）の急死により廃刊決定。独自の感性と鋭い切り口で人気を獲得してきたレポーター（O・ウィルソン）と3人のコラムニストが、最終号のために書いた記事とは？

監督：ウェス・アンダーソン／出演：ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントン　ほか／配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン／公開：1月28日より、TOHOシネマズシャンテほかにて全国ロードショー

『コーダあいのうた』

耳の聞こえない家族と暮らす少女の旅立ちを描いた仏映画『エール！』（15年）のリメイク。設定をさらに深く掘り下げ、聞こえる・聞こえないにかかわらず、誰もが抱える愛や葛藤を優しく見つめる演出に説得力あり。歌の才能を見いだされたヒロインが歌う選曲のセンスもバツグン。とくにジョニ・ミッチェルの傑作バラード「青春の光と影」を歌うオーディション場面は涙モノ。演じたエミリア・ジョーンズに大拍手！

© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

story：海辺の町。両親と兄と暮らす高校生ルビー（E・ジョーンズ）は、一人だけ耳が聞こえることから家族の “通訳”として育ってきた。そんな彼女が、合唱部の先生に歌の才能を見いだされ、名門音楽大学への受験をすすめられるが。

監督：シアン・ヘダー／出演：エミリア・ジョーンズ、フェルディア・ウォルシュ＝ピーロ　ほか／配給：ギャガ／公開：1月21日より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

『ゲームボーイズ THE MOVIE ～僕らの恋のかたち～』

パンデミック下、オンラインゲームを通じて出会う男子2人の馴れ初めを描いたフィリピンのドラマシリーズ『GAMEBOYS（ゲームボーイズ）』の続編映画版。イケイケ男子・ガブ（サントス）と、ツンデレ男子・カイロ（カンラス）が、リモートではなく同じ屋根の下で過ごせる幸せをかみ締めつつ更なる試練に直面するラブストーリー。美形男子達の戯れと端正な筋肉を愛でられるBLの世界を目の保養にどうぞ。

© The IdeaFirst Company

story：ロックダウン下で出会い、愛を育んできたBLカップルのガブとカイロ。ガブの祖母の家で過ごす2人のもとに、友人であるテレンスとウェスリーが突然やってきて奇妙な4人の共同生活が始まる。そこに、LGBTに偏見を持つ親戚のスーザンおばさんが現れる。

監督：イヴァン・アンドリュー・パヤワル／出演：ココイ・デ・サントス、イライジャ・カンラス　ほか／配給：イオンエンターテイメント／公開：1月21日よりシネ・リーブル池袋、全国イオンシネマほかにて全国ロードショー

『アイム・ユア・マン恋人はアンドロイド』

見目麗しきルックスで、ロマンティックな甘いセリフも家事も完璧にこなす理想の恋人。だけどその正体は高性能AIアンドロイド。恋を遠ざけてきた主人公が、アンドロイドに仕掛けられた恋愛テクニックに翻弄されるドイツ発のSFラブコメ。実写版『美女と野獣』のダン・スティーヴンスが、ぎこちない動作や表情でアンドロイドを好演。女性目線でワクワクするとともに、人とAIの関係性についても考えさせられる。