「フェムテック」というワードがビッグトレンドとなった2021年。改めて、フェムテックについて振り返るとともに、2022年にチェックすべきアイテムを総ざらい! 理想のウェルネスライフを実現させて、心身共に健やかに♡

7つのジャンルで見る
フェムテックの今

6つにジャンル分けできる国内のフェムテックプロダクトに加え、海外では、新たに“メンタルヘルス”分野が登場。さらなる広がりを見せているフェムテックの今を紐解きます。

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FERTILITY & SOLUTION
不妊・妊よう性

卵巣年齢をセルフチェックできるキットや、妊活をサポートするオンラインサービス、卵子凍結関連サービスなど、平均初産年齢が上がるとともにその需要が高まり、最新のテクノロジーを用いたプロダクトが続々と登場。今後さらに広がりを見せるであろうジャンル。

妊活に関係があるといわれている、子宮内フローラの状態を予測できるセルフキット。子宮内フローラCHECK KIT¥26,000(ファミワン)

LINE上で妊活をサポートする『妊活コンシェルジュLINEファミワン』。不妊症看護認定看護師など専門家がアドバイス。https://famione.com/

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PRRIOD HEALTH
月経

昔は50~100回だった生涯月経回数が、現在450~500回まで増えたことで、悩む機会が多くなり、そのソリューションとして発展を遂げている「月経」の分野。吸水ショーツの登場とともに、フェムテック市場の裾野を大きく広げました。

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MENOPAUSE
更年期

更年期に起こる悩みを解決するフェムテック。日本ではまだタブー視されがちですが、更年期の悩みを持つ人と繋がるオンラインサービスがスタートするなど、注目を集めています。

オンラインメディア、更年期などのセルフチェック、オンライン相談の3つのサービスを提供。日本初の更年期に特化したオンライン相談サービス『TRULY』。https://truly-japan.com/

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WELLNESS
ウェルネス

ピルやサプリメントのサブスクリプション、オンライン診療、VIO脱毛などのデリケートゾーンケアまで、女性のヘルスケア全般をサポートするサービスやプロダクトを分類。

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PREGNANCY & MOTHER CARE
妊娠・産後ケア

女性が安心して快適に出産、育児に専念できるよう多岐にわたるサービスが進化中。ファッショナブルな吸水ブラレットや、葉酸サプリメントのサブスクリプション、オンラインでの助産師サポートなどがある他、骨盤底筋を鍛えるアイテムも年々増加。最近では、膣に入れずにセンサーを下腹部にセットし、アプリで操作しトレーニングできるアイテムも!

妊活・妊娠・産後で変化する女性のからだに合わせて選べる3種類の葉酸サプリメントのサブスク『mitas series』。(natural tech)

授乳中も母乳パッドなしで快適に過ごせるよう、吸水シートが母乳漏れを受け止める、吸水ブラレットを開発。¥5,900(Rinē)

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SEXUAL WELLNESS
セクシャルウェルネス

フェムテックの広がりとともに、自分のからだに向き合う機会が増え、日本でもセクシャルウェルネスの分野に注目が集まっています。特にプレジャーテックは、性の健康を補助するためのアイテムとして、スタイリッシュなデザインも増え、女性も手に取りやすく。そのほかにも、性病検査キットや性交痛を解消するアイテムなどがこのジャンルに含まれます。

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NEW!!
MENTAL HEALTH
メンタルヘルス

日本ではまだ登場していないフェムテック分野ではあるものの、メンタルケアが重要視され始めている今、女性の健康をサポートするサービスとして必ず必要になると言われています。海外では、女性に特化したストレスを可視化するアプリや睡眠療法を行うアプリだったりと、徐々にサービスが広がっています。

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edit_AKIKO TOMITA
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