スウィート2月号に田中みな実さんが登場です! 愛用コスメや美容メソッドの一挙手一投足に注目を集める美のカリスマとして君臨し、また女優としての活躍など自己更新を続ける姿はまさにお手本にしたい憧れの存在。今回はスウィート世代がきっと知りたい田中さんの生き方や美容に対する考え方について聞いてみました。

そこには真似したくなる素敵な生き方のヒントが溢れています!

When I was 28 years old…

私が28歳だったとき


人生設計において色々悩みが多いスウィート世代と同じく、同時期には田中さんも悩んで人生の方向転換を。局アナを5年半という短期間で潔く辞める決断に至ったワケとは。

「20代後半は選択肢が多く、どんな方向へも舵を切ることができるから必然的に悩み事が増えるのかもしれません。私は27歳で会社(TBS)を辞めてフリーランスになりました。20代、まだまだ余力があるうちに新たな挑戦をしたいと考えました。

そのくらいの年齢に差し掛かると、今いる環境がベストなのか思い悩んだり、彼との結婚を考えたり、同年代の子達と自分の生き方を比べて不安になることもありますよね。比べていいんです。とことん比べて、悩んで、羨んで、置かれた環境を悲観したっていい! 誰もが通る道だもの

ただ、最終的にどうしたいのか結論を出すのは自分です。この結論だけは他者に委ねないこと。上手くいかなかったときの逃げ道になってしまうし、いつまでも誰かのせいにするクセがついちゃうから。導き出したその答えに、自信を持って

私は『フリーになってよかった? 』と聞かれたら必ずハイと言うことにしています。本当は、局に残っていたほうがよかったと思うことも、安定した職と仲間を自ら手放してしまったことを幾度となく悔やんだこともありました。でもね、悔やんでも悔やんでも、後戻りはできません。ならば、胸を張って下した決断を肯定できたほうがいいですよね。

ちなみに、転職が今の環境を必ずしもよくしてくれるとは限りません。また新たな仕事の悩み、人間関係に悩まされることになるのは不可避です。逃げても根本的には変わらない。それだけは肝に銘じてね。例えば、なんとなく何かを変えたい、私だけ立ち止まっている気がして不安……そういう状況なら、いまの職場でしっかりと役割を全うして、それ以上に何ができるかを考えて仕事内容を自らアップデートするなど、向上する方法は色々あると思います。

悩めるのは幸せなことです。たくさん悩んで悩んで、後悔のない決断をしてください。たとえ後悔したとしても、悔いはないと言い張って。そのうちに本当にそうなっていくものだから」

ドレス¥97,200(ナヌーシュカ/ヒラオインク)、靴はスタイリスト私物

About my beauty life…

自分を知ろうとすることから始めてみる


美のカリスマとして君臨する田中さん。美容についてはどんな向き合い方をしているのか。スウィート世代が今すぐ始めるべき美容法についても聞いてみました!

「アグレッシブに美容に向き合っているというイメージがあるかもしれませんが、私は“向き合う”というワードがあまり好きではありません。向き合うって、なんだか真剣になり過ぎて楽しむ余白がないように感じてしまって。美容はあくまでもポジティブでいられるための活力のようなもの。一心不乱に取り組むものではないのかなって。

美容において、もっとも大切にしているのは“自分を知ること”です。今の私の肌にはどのお化粧品が合うかしら? 今日の肌は何を欲しているのかな? 肌荒れしたら原因について考え、ホルモンバランスで不調をきたすなら、周期を考えながら仕事以外の予定をセーブして自分を大切にしてあげるとか。

なんとなく調子が悪いみたいな状態をそのままにしておけない性格なんですよね。ここ数カ月、おでこにかゆみを帯びたプチプチ予備軍が! 原因をあれこれ探って、帽子かもしれない! と思い立ち、よく被るモノを全てクリーニングに出したり、しばらく被らないでいてみたり。帰宅したらすぐにヘアバンドをして髪の毛がおでこに当たらないようにして、お化粧品を見直しました。

どうにもならなかったら信頼する皮膚科へ駆け込んで処置をしてもらうこともありますが、大きなトラブルになる前に防げることはたくさんありそうです。あれこれトライアンドエラーを繰り返して、ようやく自分に合うモノを見つけた! と思ったら季節が変わって合わなくなったり、年齢を重ねていまいち効果を実感しにくくなったり……もうね、エンドレスで楽しいの!

そうそう、何より大事なのは質のよい睡眠とバランスのよい食生活です。美容=健康! 美しくありたいのなら、まずは健康的な生活習慣を心掛けて損はありません。できることから実践してみてね」

ジャケット¥145,200(3.1フィリップ リム/3.1 フィリップ リム ジャパン)、ドレスはスタイリスト私物
スウィート2月号より
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Photo_BUNGO TSUCHIYA[TRON] Styling_KUMIKO SANNOMARU Hair & Make-up_AYA[LA DONNA] Model_MINAMI TANAKA
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