日本でも数え切れないほどたくさんのコスメが販売されていますが、やっぱり「新しいモノ」「今まで見たことがないモノ」が気になりますよね。
日本とアメリカでは使う言葉も異なれば、文化も、水も、気候も違います。毎日のメイクアップに欠かせないコスメは、国の違いも出るもの。日本コスメには日本コスメの良さが、アメリカコスメにはアメリカコスメの良さがあります。
そこでこの記事では、アメリカコスメの特徴や、オススメの日本未上陸アメリカコスメブランドをご紹介! 自分にぴったりのコスメを探している人、新しいコスメを探している人はぜひチェックしてみてくださいね。
INDEX
アメリカコスメの特徴
まずは、アメリカコスメの特徴を見てみましょう。アメリカで販売されているコスメには日本とは違う特徴があるので、ぜひ選ぶときの参考にしてみてください。
カラーバリエーションが豊富
最近では日本でもカラフルなアイテムを見かけることが多くなりましたが、アメリカのコスメはさらにカラーバリエーションが豊富です!
様々な人種の人々が集まるアメリカだからなのか、微妙なニュアンス違いのカラーなど、たくさんの種類があります。イエベ春・イエベ秋・ブルベ夏・ブルベ冬など、肌の色のタイプによっても合う色が違うので、たくさんのカラーバリエーションがあるのは嬉しいですよね。
また、発色も日本のように淡いモノより、強い色みのモノが多いようです。日本のコスメではなかなか自分にぴったりのカラーが見つからないという人も、アメリカのコスメなら「これだ!」というカラーに巡り会えるかもしれません♡
なお、日本では多くのドラッグストアでコスメのテスターが用意されていて、買う前に試すことができますが、アメリカのドラッグストアではコスメは試せないことがほとんど。
デパコス、ハイエンドコスメは購入前に試すことができるものの、プチプラコスメは試すことができないので、アメリカに遊びに行くときはご注意を!
日本とは違って、アメリカではデパコスもディスカウントすることがあるそうなので、アメリカ旅行でコスメ選びをするときは人気ブランドのセールもチェックしてみてはいかがでしょうか。
筆タイプのアイライナーはあまりない
日本では定番の、筆タイプのアイライナー。細いラインも描けるので、すごく便利ですよね。しかし、アメリカコスメはペンシルタイプのアイライナーが多く、筆タイプのモノはあまりメジャーではないといわれています。
日本で有名なアメリカコスメブランドに「メイベリン」がありますが、メイベリンのアイライナーはアジア人向けに開発されたモノなんだそうです。
なので、筆タイプのアメリカコスメを見かけたときは、レア。筆タイプのアイライナーが好きな人は、お見逃しなく!
シートマスクよりジェル・クリームマスクが主流
最近話題の韓国コスメや日本ではシートマスクが主流ですが、アメリカではあまり一般的ではないそうです。クリームやジェルを顔に塗って、一定時間置いてから洗い流すというタイプが多いんだとか。
また、基礎化粧品は自然派のモノが多めです。ビューティショップやドラッグストアでも、オーガニックコスメやナチュラルコスメがたくさん売られています。
クルエルティフリーのコスメが一般的
クルエルティフリー(Cruelty Free)とは、ブランドの商品や活動が動物を傷つけるようなことをしていないことを表すマークのこと。コスメは開発から消費者の手に届くまで、いくつもの段階を踏みますが、クルエルティフリーのブランドはどの段階でも動物実験を行っていません。
多くの化粧品に使われている成分は既に人体への安全性が確認されていて、原則として動物実験は必要ありません。事実、EU諸国は、EU圏内での化粧品の動物実験を禁止しています。
クルエルティフリーのコスメにはウサギのマークがついていて、アメリカでは現在、ほとんどのブランドにこのマークがついています。
日本未上陸のアメリカコスメブランド5選
それではここからは、日本未上陸のアメリカコスメブランドをご紹介していきます! どれも可愛くて魅力的なコスメばかりなので、気になったモノはぜひチェックしてみてくださいね。
Fenty Beauty(フェンティビューティ)
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Fenty Beauty(フェンティビューティ)は、世界的歌姫のリアーナがプロデュースするコスメブランドで、ビューティ業界に最も影響を与えたブランドとして高く評価されています。
Fenty Beautyのコンセプトは「全ての人のためのコスメ」。
世界には様々な人種の人がいて、肌の色も違います。どんな人の肌にも対応できるコスメをつくりたいという想いから生まれたファンデーション「PRO FILT’R Soft Matte Longwear Foundation(¥5,600)」は、なんとカラーバリエーションが40種類もあります。
全ての商品がクルエルティフリーで、一部の商品はパラペンやフタル酸エステル、硫酸塩なども含まれていません。Fenty Beautyはアメリカでは爆発的人気となり、YouTubeにはFenty Beautyのコスメを使ったメイクのHOW TO動画やレビュー動画が投稿されているので、購入前に動画をチェックしてみてもいいかもしれません。
ColourPop Cosmetics(カラーポップコスメティクス)
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ColourPop(カラーポップ)は、アメリカ・カリフォルニア州で2014年に生まれたコスメブランドで、プチプラなのに高品質と人気を集めています。多くの商品が5ドル〜8ドルほどなので、気になるカラーも挑戦しやすいのが嬉しい♡
開発から商品制作、テスト、パッケージングなど、全ての作業を自社で行っていることが高品質・低価格の理由なんだとか。アメリカ女子に大人気で、アメリカで様々な賞を受賞しているので、一度は試してみたいコスメのひとつです。
ColourPopはひとつひとつの商品が安く、送料無料になるまでの価格が安く設定されているので、海外通販が初めてという人にもオススメ。日本未上陸ではあるものの、輸入販売を行っている国内の通販サイトもあるので、海外通販が心配な人はそちらから購入してもいいかもしれません。
ColourPopは発色が良い多色パレットが充実していることが特徴。季節や気分に合わせて、カラフルなメイクを楽しみましょう♡
Thrive Cosmetics(スライヴ・コスメティックス)
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Thrive Cosmetics(スライヴ・コスメティックス)は、環境や動物に配慮したヴィーガンコスメ。植物由来の成分を使用していて、もちろんクルエルティフリーです。
ブラック、ブラウン、ネイビーの3色を展開するマスカラ「Liquid Lash Extensions Mascara($24)」はメイクをしながらまつ毛のケアもできるという優れモノ。このアイテムは2020年に美容業界のアカデミー賞ともいわれるAllure Best of Beauty Awardを受賞していて、ブランドのベストセラー商品となっています。
Glossier(グロッシアー)
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アメリカのミレニアル世代に大人気なGlossier(グロッシアー)は、ニューヨーク生まれのスキンケアコスメブランド。ミランダ・カーがInstagramで紹介したことで人気に火がつき、アイブロウは1万人が順番待ちする商品として話題になりました。
創業者兼CEOのエミリー・ウェスは、元々は雑誌のアシスタントを担当していて、個人で美容ブログ「Into The Gloss」を運営していました。瞬く間に有名サイトに成長しましたが、ブログを書くうちに「リアルガールのリアルライフのためのコスメ」と思い立ち、生まれたのがGlossierです。
全ての商品がパラベンとアルコールフリー、クルエルティフリー。たくさんの化粧品を使わなくても、自分の肌本来の美しさを引き出せると、多くの女性から支持されています。
ミニマルなデザイン、ポップなカラーのパッケージデザインも可愛くて、SNS映えもばっちり。Instagramには、ついついGlossierのアイテムが欲しくなってしまうような可愛い写真がたくさん投稿されています。
ミランダ・カーが結婚式で使ったといわれるアイブロウ「Glossier Boy Brow($16)」は自然な眉の形をキープしたい人にオススメ!
Kylie Cosmetics(カイリーコスメティクス)
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Kylie Cosmetics(カイリーコスメティクス)は、人気モデルのカイリー・ジェンナーのブランドで、日本では植野有砂さんやGENKINGさんも愛用していることで知られています。
カイリーといえばマットな唇が魅力のひとつですが、そんなカイリーらしいマットな唇が実現できるとして、リップが特に大人気。リップペンシルとリキッドリップカラーがセットになった「LIP KITシリーズ($29)」はベストセラーになりました。
理想のマットリップを探している人は要チェックです!
日本未上陸のアメリカコスメでもっと魅力的に♡
有名な海外セレブがプロデュースしたブランドや、賞を受賞したブランドなど、ブランドによっても個性は様々。アメリカのコスメブランドには日本のコスメとは違った魅力があり、カラーバリエーションも豊富で発色が良いことも嬉しいポイントです。日本未上陸のアメリカコスメをまだ試したことがない人はオンラインなどで手に入れてぜひ試してみてはいかがでしょうか♡