365日、毎日を彩る誕生花があり、そこには秘められた深い言葉がある。花言葉のイメージを、メイクアップアーティストの美舟さんが独自の解釈によってメイクで表現。今月は、懐かしさと新しさが共存する“Y2K”のムードを感じるメイク。


【6月26日の誕生花、グロリオサ……花言葉/栄光・勇敢】


ラテン語の「グロリアス(見事な)」が語源。赤や黄色の鮮やかな花色と、そり返ったような花姿から、このような花言葉がつけられた。英語では「Glory Lily(栄光のユリ)」「Flame lily(炎のユリ)」とも。

「グロリオサ」の花言葉をイメージしてメイク!

フリルトップス¥22,000(マイクロウェーブ)、ジャンプスーツ¥60,500(ヘンネ/ヘンネ カスタマーサポート)、ピアス¥22,000(クリティカルラボ/ピーアールワントーキョー)

「花言葉は“栄光・勇敢”。これをメイクで表すなら、表面的な強さの中に、心の奥底にある可憐さやピュアさがにじむ、そんな表現がいいと思いました。今は“Y2K”の波もあり、空前の90年代ブーム。女のコ達が自由に、パワフルに自分を表現した時代です。

今回は、当時の象徴だった囲み目を今年っぽくバージョンアップ。ポイントは、ラインの外側のフォルムに向かって“透け感”を演出しているところです。

ノーマスカラのヌケ感アイメイクから一転、今年は強さと透け感が共存する“ネオ囲み目”に挑戦してみては!」

使用したコスメはこちら!

1.1.5㎜の極細芯がとろけるようにまつ毛の隙間を埋める。キャンメイク クリーミータッチライナー 01 ¥715(井田ラボラトリーズ) 

2.クチュールブランドならではの上質な質感で、ディープな目元が完成。モノ クルール クチュール 098 ¥4,180※オンラインブティック限定発売(パルファン・クリスチャン・ディオール)

3.ジェルライナーの名品。時間が経ってもにじまない。ロングウェア ジェルアイライナー 01 ¥3,630(ボビイ ブラウン) 

4.何度レイヤーしても重みが出ず、上向きのまつ毛をキープ。エレガンス グラヴィティレス マスカラBK10 ¥4,400(エレガンス コスメティックス) 

5.ほのかに輝くレッドとゴールドのパールが、ヘルシーな頰を演出。クリーム ブラッシュ 251 ¥3,850(コスメデコルテ) 

6.ツヤとマットの中間、生っぽい“ロウ”質感のリップ。ザ リップカラー 03 ¥3,850(RMK Division)

「グロリオサ」メイクの作り方

Eye:まず1.のペンシルでインサイドをぐるりと囲む。次に2.を硬めのブラシに取り、目尻を少しはね上げるイメージでラインを描く。下まぶたの目尻と、はね上げた先端を2.で繋ぎ、ラインの内側を埋める。さらに作ったアイラインのエッジを少しぼかすように、2.を薄く重ねる。最後に3.で目のキワのムラを均一に整え、4.のマスカラをたっぷり上下にオン。

Cheek:5.を指先に取り、頰骨に沿って真横に。

Lip:6.を直塗りで。

【プロフィール】

美舟/みふね
ヘア&メイクアップアーティスト。

旬のムードを取り入れながら、その人本来の可愛さを引き出すテクニックと
バランス感覚は、唯一無二。数多くの女優やモデルから絶大な信頼を獲得。

photo_KIYOE OZAWA(model)
KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still)
styling_YUKA SAKAKIBARA
flower coordinate_SHIROCHIYO
model_LUKA text_SACHICO MAENO
cooperation_Aflo
web edit_KAREN MIYAZAKI[SWEET WEB]
※記事の内容はスウィート2022年7月号のものになります。記載されている商品は販売終了している可能性があります。予めご了承ください。
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