絵画に陶芸、グラフィックなど、アートと一口に言っても様々ですが、なんだか敷居が高いと感じてしまう人も多いのではないでしょうか？
美術館や展示会に行くとなると、少し身構えてしまう人もいるかもしれませんね。
しかし、アートは本来自由で制限のないもの。自由気ままに、ゆる～く体験しちゃっていいんです♡
大阪では、気軽に楽しめるエキシビションやウォールアート、ワークショップなど、多様なアートシーンが盛り上がっています！
今回は、アートに触れながらスイーツやお酒などが楽しめる、オススメのアートスポット3選をご紹介します。
“お口の中”が美術館に！
あの「名画」を食べられる、大人気のギャラリーカフェ「unimocc（ユニモック）」
まずご紹介するのは、今年3月に谷町6丁目にオープンした「unimocc」。
世界中の名画から厳選された6つの作品をオマージュしたドリンクやスイーツが楽しめます。
クリムトの「接吻」、シャガールの「誕生日」、ミレーの「オフィーリア」、ミュシャの「舞踏」、クレーの「サザンガーデン」、モネの「印象 日の出」をモチーフにした、ドリンク・クッキー・”体験型”ケーキがラインナップされています。
一番人気なのが「アートモック・ドリンク」。巨匠の名画がドリンクに閉じ込められていて、一口飲むと芸術が体内に流れ込んでくるよう♡
アートモック・ドリンク「接吻」：¥1,200
私がいただいたのは、特に人気だという「接吻」。ベースは辛口のジンジャーエールで、キリッと冷えていて大人が大好きなお味。中には、口の中でほどけるような柔らかなジンジャーゼリーがたっぷりと入っていて、クリムトの煌びやかな世界観を体現しています。底に敷き詰められたライムとグレナデンのキューブ型のゼリーが、色鮮やかな花畑を表現していて、この一杯で「接吻」を五感で堪能できます。
やさしい甘さのジンジャーゼリーと、爽やかな酸味のライムとグレナデンのゼリーはお店の手作りなんだとか！見た目だけでなく、お味も上品な一品です。
購入したものは、フォトスポットで作品とともに写真撮影ができるのも嬉しいポイント♡Instagramに上げたら注目されること間違いなし！
アイシングクッキー：各¥950
unimoccの真骨頂は、この繊細なアイシングクッキー。あまりの繊細さに思わず目を奪われます。この丁寧な手仕事は、スイーツというよりもはや芸術品。美しすぎて食べられないかも。。。
キャンバス・ケーキセット：￥3,250 ※お好きなアートモック・ドリンクと合わせて
そして、お店で最もクリエイティブなスイーツが「キャンバス・ケーキ」。真っ白な9cm角程度のバタークリームケーキと、絵具のようなパレット・クリーム、標本箱に入ったトッピングパーツを使って、自由にケーキをデコレーションできるんです。
クリームやパーツは各名画がモチーフになっていて、週替わりで楽しめます。
ケーキは2週間前から予約可能。人気につき売り切れになってしまうことも多いそうなので、事前に予約したほうが安心♡ケーキは持ち帰り不可で店内でしか食べられないので、ご注意くださいね。
店内はギャラリー併設なので、作品鑑賞も楽しめます。店内はスタンドカフェ形式で、お席は8席。
アートモック・ドリンク「星月夜」：￥1,500
7月1日からは、ゴッホの「星月夜」モチーフの、夏季限定メニューがスタート。ブルーのソーダをベースに、グラニータと洋ナシのゼリーが加わって、見た目も触感も楽しい一品。夏の夜が特別なものになりそうですね♡
スイーツの隅々にまでこだわりが詰まった、新感覚のアートなカフェでした。ぜひunimoccで”アートを食べる”体験を♡
※2023年7月1日〜8月31日限定
■店舗情報■
unimocc
大阪府大阪市中央区谷町6丁目3-25
営業時間 11:00~18:00 定休日 毎週火曜日（祝日営業）
https://unimocc.com/
右手に筆、左手にワインーほろ酔い気分で芸術家になれちゃう「Artbar Osaka」
次はとても気軽に画家体験ができる難波の「Artbar Osaka」。
北米発祥の「paint（絵を描く） and sip（ちびちび飲む）」というアートカルチャーがコンセプトのこちらは、ドリンクやスナックを片手に、名画を描く体験ができるんです。
絵を上手く描くのではなく、「描くことを楽しむ」をテーマとしているので、絵の描き方に縛りはナシ♪インストラクターさんにナビゲートしてもらいながら、自分らしい作品作りができます。
Artbar Osaka Namba SkyOのスタジオは、なんばスカイオの17階！大きな窓からは大阪の風景が一望できます。
ドリンクやお菓子は取り放題。ソフトドリンクやワイン、スナックが揃っています。アルコールでクリエイティビティが開花するかも♡
画材やエプロンは全て用意されているので、とってもお手軽です。
エプロンやテーブルのあちこちに絵具の跡が。なんとも芸術家っぽい雰囲気で、早くもテンションが上がります♡
インストラクターさんの乾杯！の声で、2時間のセッションがスタート！本日は、「モネの睡蓮」がテーマで、ほかのゲストの方と一緒に描き始めます。
緊張の第一投！「お部屋に飾ったときにどんな絵がいいか、想像しながら描いてみて」というインストラクターさんのアドバイスのもと、リビングが明かるなるようなパステル調の色をチョイスしました。
絵具を混ぜ合わせて、好きな色を作るのも楽しい！
まずは睡蓮が浮かぶ池作りから。お酒いっぱい飲むぞ♡と思っていたのに、気が付いたら色を塗ることに没頭していました(笑)
隣の夫は、鮮やかなブルーやグリーンで池を表現。絵は個性が出るのが面白いですね！
そしてあっという間に2時間のセッションが終了！2時間もあれば時間が余ってしまうのでは？と思っていたのですが、時間が足りない！なんて声がスタジオにあふれていました。
最後は窓からのビューを背景に記念撮影♪アクリル絵の具を使うセッションであれば、その場で絵具が乾くので、即日持ち帰ることができます。
他の方の作品も撮影させていただきました。それぞれ絵の雰囲気が違ってとても華やか！
クリエイティブな週末を過ごすのに持ってこいのArtbar。芸術家体験をしてみては♡
■店舗情報■
Artbar Osaka Namba SkyO
大阪府大阪市中央区難波５丁目１−60なんばスカイオ17Ｆ
※金額はセッションにより異なります。
※セッションのスケジュールはカレンダーから確認できます。
https://osaka.artbar.co.jp/
アートと美食が融合する、新たなカルチャースポット「THE 9X OSAKA」
最後にご紹介するのは、今年1月にオープンした天満のメキシカンレストラン。新進気鋭のアーティストの作品が楽しめるギャラリーが併設されています。
ロケーションが素晴らしく、お店はなんと安藤忠雄建築のビルの中。店内はコンクリート打ちっ放しの壁、オーナーこだわりのインテリア、柔らかなライトが絶妙にマッチした贅沢な空間です。
カウンターから見ると、まるで外の風景と繋がっているかのようなビュー。チルい気分に浸れます。
階段を下りて地下に行くと、ギャラリーが。
こちらでは月ごとに様々なアーティストのエキシビションが開催されます。入場は無料で、レストランの開店時間中は自由に観覧できます。
海外と比べて日本のアートシーンはまだまだ発展途上。アーティストが自分の作品で食べていけるように、という願いを込めてエキシビションを開いているそうです。
ウェットブリート（Pork）：￥1,300
お食事も絶品！まだ日本では珍しい「ウェットブリート」が食べられます♡タコス入りのスープは体に沁みるおいしさ。
7月1日からディナー営業もスタートしました。夜になるとランプで照らされてお店が違う表情に。ナイトシーンでもぜひ遊びに行ってみてくださいね。
■店舗情報■
THE 9X OSAKA
大阪府大阪市北区天満3-1-2 ＴＳビル
営業時間 ランチメニュー 11:30～19:00(L.O.18:00)（定休日の火曜日を除く）
ディナーメニュー 18:00～23:00(L.O.22:30)（水曜～土曜）
https://the9x.jp/
アートとフードで身も心も満たされたら、いつもの日常がちょっと違って見えるかも！
この週末はクリエイティブなひと時を過ごしてみては♡
web edit&text_Haruka Kimura（Antil）
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