服を着替えるようにメイクもトレンドに合わせてアップデート。ヘア&メイクアップアーティスト、KENJIさんが解説します。
1 陰影をつけて、フランスのシネマ女優のように
使用するアイテム
HOW TO MAKE-UP
BASE
「適度なツヤ感が欲しいので、Aを全体に塗布。薄づき感を意識することが重要!」
SHADING
「Bの濃い色で眉頭の下から鼻筋、小鼻の脇、こめかみをシェーディング。顔に凹凸感をつけることで、シネマ女優風に」
EYE
「Cのアイシャドウの左上と右下でグラデを作り、上下のまぶたにのせて目を囲もう。アイラインはパウダーで引くよ!左下の濃いブラウンでアイラインを引いて目の幅を広げれば完成」
LIP
「ピンクベージュのDを唇全体に。ツヤ感とほてり感が欲しいのでチークとしても使用」
2 ふんわりピンクとベージュリップで洗練モード顔
使用するアイテム
HOW TO MAKE-UP
EYE
「Aの中央の上のベージュで目を囲み、中央の下のピンクで目頭と目尻を締めて。これだけで、控えめだけど重くならない“ピンクスモーキーアイ”に。さらにBの柔らかいカラーで上下の目を囲んでフレームを引き締めたら、強くなり過ぎない”囲み目メイクに!」
CHEEK
「甘くなり過ぎないようにCのブラウンで頬下にシェーディング風にチークをのせれば、骨格がはっきりした、大人っぽい雰囲気に」
LIP
「ヌードベージュのDを唇全体に塗れば、あら、まあ!可愛いじゃないの!」
3 肌感とリップが相反するテクスチャーが今っぽい
使用するアイテム
HOW TO MAKE-UP
BASE
「主役級の秋フェイスにしたい!まずはAのソフトマットなファンデを薄めに塗る」
EYE
「大人っぽいきらめきラメをポイントにしたいので、Bの右下のオレンジでふんわりと目を囲んだあと、上まぶたは左下の同系色のキラキラを重ねる。下まぶたには左上の薄いベージュのキラキラを全体に重ねて」
CHEEK
「今っぽフェイスにするにはCのベージュを頬のど真ん中に“どーん!”と広げること!」
LIP
「リップは肌の質感と異なるタイプをセレクトしたいので、Dのツヤブラウンでうるっと感をプラス!」
4 主役はチーク!目も、唇も、印象をマイナスに
使用するアイテム
HOW TO MAKE-UP
BASE
「くすみのないクリアな赤ちゃんのようなピュア肌にするためにAをチョイス。テクニックレスで乾燥しないベビースキンに」
CHEEK
「今回はチークが主役。目元はあえてカラーレスに。Bを目尻から頬の高い位置に“Cの字”を描くように広げる。可愛さアップのポイントは目に沿ってのせること。さらに、ツヤを集めたいので、鼻根と目頭の下にCをのせる。このひと手間で、顔の中心にツヤが集まってくる!」
LIP
「なじみがよく、程よく硬さのあるピーチカラーのDで唇の印象をあえて消そう!」