症状の重さに個人差はあれど、生理前のイライラ、不調などPMSに悩む女性は多いのでは?
この記事を書くと決めたのは、まぎれもなく私が「人生最大のPMS」に苦しんだから!

普段はPMSの症状が軽い方なのですが、先月、人生で初めて「何をしてもイライラが止まらず、集中出来ない」という状態に陥ってしまったのです。

オフィスに差し込んでくるキレイな西日にすら、「暑い!まぶしい!」とイライラする始末。(笑)

どうにもならず会社で嘆いていたところ、職場の女の先輩が貸してくれたアイテムがPMSから救ってくれました。
そして、先月の自分を振り返ると、PMSが重くなった理由も見えてきた気がします。

あくまで今回は私の個人的な体験。
でも、“PMSに効く万能な薬”がないからこそ、先輩が救ってくれたように、私のTipsも誰かのためになればと思っています。

そもそもPMSとは?

月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状。
情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害、自律神経症状としてのぼせ、食欲不振・過食、めまい、倦怠感、身体的症状として腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなどがあります。

症状は一般的に、月経開始とともに軽快ないし消失します。

私が体験した「人生最大のPMS」

基本的に、私個人のPMSは軽い方だと思っています。

眠気、過食、乳房の張り、ちょっとした情緒不安定、といった軽度な症状が現れる程度で、記憶のしている限り、実生活に大きく影響が出ることはこれまでの人生で経験したことがありませんでした。

イライラしても、たいていは音楽を聴いたり、甘いものを食べたり、外の空気を吸ったりすると収まることがほとんど。

なのに、今回はなにをしても収まらず、仕事にまで支障をきたすほどでした。

早速、私を救ってくれたアイテムとは?

それがこちらの「おいせさん お浄め塩スプレー」。

隣のデスクに座っていた先輩が私の周りに吹きかけてくれた瞬間に、3秒前までどうにもならなかったイライラがすっきりと消えました。

先輩には、「効きすぎてて逆に怖い(笑)」と言われてしまったものの、ついさっきまでイライラの対象だった西日にも「きれいだなあ」と思えるように。

お清め塩スプレー

実はこのスプレーは、PMSの用途ではないものの、SNSでも話題になっている商品。

「オンラインでも売っているし、コスメキッチンみたいなお店でも売っているよ~」と聞き、早速手にいれようと思いコスメキッチン行ってみたものの、塩スプレーは人気で売り切れ。

お清めスプレー シリーズ コスメキッチン

代わりに「お清め恋スプレー」の方を買ってみましたが、マイナスをゼロに“清める”感じがする塩スプレーに比べ、恋スプレーは“華やぎをプラスし気分を上げる”香りに感じました。

今後のPMS対策用に塩スプレーを入手しようと思います。

なぜ人生最大のPMSに?思い返せば、生活リズムが乱れていた
思い返すと、その月は長期で遠出をしたり、睡眠不足な日々が続いたり、生活リズムが崩れていました。そして、体調を崩し、生理も遅れていたのです。

よく聞く話ですが、PMSを防ぐためには、生活リズムの見直しも効果的かもしれません。

何がマッチするかはわからない!身の回りの女性たちに聞いたPMS対処法

何が症状を和らげてくれるのかは、パーソナルなものであり、その時の体調などによっても変わってくるもの。
少しでもヒントになるように、アンケートに寄せられた声をシェアします。

・「安中散」という自律神経を整える漢方で人生変わる!
・CBDオイル、またはティー!
・ピル一択!いろんな事が軽くなったし、悩みがめちゃ減った
・お肉とグルテンを減らす!
・自分に合うピルとセックス。メンタル強ければ、運動。でも一番は、女友達に愚痴ること!
・脂質とお酒を控える
・私は症状が軽いかもですが、だる重って時とか気分が落ちてる時に香りで癒します。「diptyque ロードネロリ」がお気に入り。
・甘い物を控えて、食べすぎないようにする。PMS中に過食すると、生理痛も重くなるので。
・ヨガをする
・デトックスをする

それぞれアイテムやセルフケア、自分にあったリラックス方法で、PMSに向き合っていることがわかりました。

スリープトレーナーのヒラノマリさんに聞いた!
睡眠を整えるには「生理後~排卵の期間」に着目!

今回の私のPMSも、睡眠不足が主な原因の一つだったかもしれない、と感じていますが、実際にPMSの症状と睡眠の質の低下には関係している可能性があると言われているようです。

睡眠の質を高めるためのアドバイスを、メジャーリーガーや五輪メダリストなどのトップアスリートに睡眠指導をしているスリープトレーナーのヒラノマリさんにいただきました!

ヒラノマリ

「女性ホルモンの変動は、少なからず睡眠のサイクルや睡眠の質に影響しています。
生理前~生理中の睡眠の質を高めるためには、生理後~排卵の期間がポイントです!
この期間になると基礎体温が下がり、睡眠中の深部体温も下がりやすくなるため、寝つきが良くなるんです。

睡眠の質の改善も見込めるので、生理後の時期を”睡眠強化週間”として、良い睡眠を心がけることで、生理前の睡眠も安定しやすくなりますよ!」

“睡眠強化週間”には、何をしたらいいのでしょうか?

「睡眠ホルモンのもととなる脳内物質“セロトニン”の分泌を増やすことがおすすめです。

男性に比べて女性はセロトニンの分泌能力が低いのですが、実はこのセロトニン、“幸せホルモン”と呼ばれ、生理前のイライラにも関係しているんです。セロトニンは、日光を浴びることなどで産生されますよ。

例えば、『あさんぽ(朝のお散歩)』がおすすめです。

ウォーキングやランニングなどの『リズム運動』によってセロトニン分泌を促すことができます。
このリズム運動も午前中に行うことが夜に睡眠ホルモン『メラトニン』の分泌を促すためにも重要で、朝なら日光によるセロトニン産生の恩恵も受けられますよ。」