――作品の中で、妄想大好き女子エリーは理想の男性像を描くのですが、お2人が思う”こんな子がいたら拍手喝采! 理想の女性像“をあげるとしたら?
宮世:相手の立場に立って物事を考えられる方ですかね。もちろん人間なので思うことはたくさんあると思うんですけど、相手に対してストレートに豪速球を投げても受け止めきれないじゃないですか。だから相手が取れるボールをちゃんと投げてあげるっていうことをやった方がいいなっていう。恋愛だけじゃなく、人との関わり方でもそうなんですけど。それってイコールで相手の立場になって考えることができる人だと思うので。
綱:僕は優しくていつも笑ってて。優しいっていうのは 気を遣えるという意味で。
――それって皆さんにですか。それとも自分だけ特別に?
綱:いや、みんなに気遣いができて、人のために行動できる人。人生の時間を自分のためだけに使わず、友達や家族もしっかり大事にする人が僕は素敵だなって思います。あと、ごめんとありがとうがしっかり言える人。カラオケやボウリングとかそういうアクティブなことが好きで運転もできちゃう人。
――結構ありますね!
綱:理想なので(笑)。
――これだけ条件が揃えば、それはもう!
綱:拍手です拍手。もう素晴らしい。
――宮世さん演じるオミくんはウラオモテのあるギャップ男ですが、お互いをよく知る2人だからこそ感じるギャップはありますか?
綱:ギャップかー。割とお互いそのままな感じするけど。
宮世:そうだよね。
綱:俺とか多分マジでないでしょ。
宮世:ないっ! でも、いつもはフレンドリーに見えるじゃないですか(笑)。実は結構考えて動いてる人なんだなって思います。そういうギャップですね。もちろんいつも素なんですけど、ちゃんと考えてるところはちゃんと考えてやってるんだろうなって思います。以前、ドラマでご一緒したときも現場でわちゃわちゃやっていても、お芝居や、やらなきゃいけないところでのオンオフの切り替えがちゃんと直ぐにできていて、そこにギャップを感じました。
――そんな風に言われていますが。
綱:素晴らしい(笑)。正解っ!
宮世:絶対聞いてなかったでしょ(笑)。
綱:全部聞いてましたよ。正解です。はい、考えてます。意外と。
――綱さんから見た、宮世さんのギャップは?
綱:琉弥はどうなんだろう……。僕のイメージとパブリックイメージが一緒か分からないんですけど、かっこいい印象があるじゃないですか? でも、実は可愛いんですよ。それで言うと映画でもすごいそれが出てるなと思って。オミくんってかっこいい部分ももちろんあるけど、可愛い部分にすごく僕はキュンキュンしたんですよ。それは琉弥じゃないと出せないなと感じました。琉弥の笑顔ってすごく可愛いなって思って。それはまぁギャップですかね。
宮世:ありがとうございます(笑)!
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