どんな逆境にも立ち向かい乗り越えていく森さんも、実は見えないところで相当の努力を積み重ねている。けれど、インタビューを続けていくうちにふと思ったのは、“彼女はそんな状況さえも楽しんでいるのではないか”ということ。

「根っからのポジティブ人間なので、マイナスな状況に陥ったとしても、すぐにプラスの考えに変換してしまいます。
ピアニストを目指していた時期もあったのですが、才能の差で難しいということが分かったときも落ち込むというより、“ピアノの発表会に来ている会場の人達を楽しませる別の方法はないかな”と考えるように。

当時、「のだめカンタービレ』が流行っていたので、マングースの格好をして自分で作詞作曲をした音楽を歌って踊るという演出をしてみたんです。そうしたら、眠そうにしていた観客の方々が笑顔になって。その姿を見たとき、“ワクワクすること”を届けることができた気がしました。

それは、ピアノを演奏するだけの発表会では見ることのできなかった景色だったと思います。捉え方を変えるだけで見える景色も違うモノになると思っているので、どんな困難も楽しむことができるのかもしれません」

逆境にも前向きに立ち向かい、自分に素直に生きる。メディアを通して見せる柔らかく可憐な姿からは想像できないほど、森香澄は強くたくましい。それこそが、新時代の美女に必須のマインドなのかもしれない。