――MA55IVEさんは自由度が高いんですね。

🍑「もう、なんでもありですね。MA55IVEはご褒美タイムなんで

Q.自分の好きな顔のパーツは?私は山彰さんの唇が好きです!

🍑「僕、結構、唇がコンプレックスだったんですよね。昔から薄い方がいいなって思ってて。今だったらメイクで目も濃くできるし、バランスで唇も色をつけてとかできるからいいんですけど、昔ってそういうのないじゃないですか。あんまり好きじゃなかったんですよね、自分の唇。

でも、こういう仕事をさせてもらえるようになって、ファンの人が好きと言ってくださるので、好きになった。結局、コンプレックスなんて自分の思い込みだって思うようになってから、自分の全部が好きになった

僕は意外と自分の鼻が好きですね。横顔、いわゆるEライン(鼻先からあご先にかけてのライン)がいいのかな、みたいには思いますけどね。…恥ずかしいすね(笑)」

――あとは、なんと言っても、色白でいらっしゃいますよね。

🍑「毎回、白いねって言われるし、そうなんですよ、って言うけど、『そんなに白いか?』と思いながらずっと生きてます。父親が真っ白で、指とかもよく似てるんですけど、多分、父親譲りなんだろうな、みたいな感じですね

Q.山彰さんと同じ一重です。いつもメイクが素晴らしい!と思っているので、こだわりがあれば教えてください。

🍑「一重であることは昔からコンプレックスでした。でも、メイクした時に変わり映えするのは一重だなと思う。二重の人ってメイクしなくても、映えると思うんですよね。でも、一重の人がメイクした時の伸びしろはめちゃくちゃあるなって自分がやって感じたので、自分が思うより1.5倍ぐらい盛って、メイクした方が新しい自分が見れると思います。逆に自分は二重じゃなかったからこそ、ここまでメイクしてるのかも。一重だからこそ遊べるメイクっていっぱいあると思います」

Q. 私はいつもメイクをすると頑張るぞ!と気持ちの切り替えになるのですが、山彰さんにとってメイクはどんな効果や影響を与えますか?

🍑「一緒ですね。みんなにメイクをやってほしいなと思う理由の1つでもあるんですけど、例えば、会社の大事な会議とかの時に、やっぱり自分の装備、プロップスを持って、戦いに行ける姿勢っていうのが大事だと思うんですけど、そこに匹敵するというか。

メイクしてる時にファンの人に会いたいし、ライブでも自分っていうものを最大限に引っ張って、可能性をバコーンって出せるのがメイクをしてる時だと思うんですよね」

――そのためにはスキンケアもやる、という感じですか?

🍑「いや、僕は本当にそこだけは、全くしないんですよね。 化粧水も乳液もやめました。現場でメイクを落としてもらったら、水で洗うだけで洗顔料も使わないです。肌が弱いんで、洗顔すると皮脂が取れちゃうんですよね。シャンプー、コンディショナーは使いますけど、ボディーソープは使わないんです。水が一番いいよ、っていう。僕はそっちかな。

でも皮膚科にはちゃんと行きます。元々アトピー持ちなんです。今は落ち着いたけど、20歳ぐらいかな。コロナ禍はめちゃくちゃでした。ストレスで赤みが止まらないぐらい。コロナ禍の時は何にもしないで毎日家にいるだけなのに、朝起きたら肌が荒れてて……ストレスですね。大人って20代前半が一番症状が出やすいんです。ういった意味でもメイクに救われましたね」