女性用風俗、略して“女風(じょふう)”が癒されたい女性たちの間で密かなブームとなっていますが、“非粘膜接触”という最新型のサービスが登場したことはご存じでしょうか。これは互いの粘膜同士を直接、触れあわせないという性感マッサージです。女風に興味があるけれど不安で……という人にもぜひ知ってほしいサービスです。

非粘膜接触とは

体と心を癒したい、女性としての快感を開発したいという人の間で、注目されているのが女性用風俗、略して「女風」。その中でも、最先端のキーワードは「粘膜同士は触れ合わせない」というサービスです。

粘膜とは、口や性器といった敏感な部分を指しており、このサービスとはつまり、互いの口や性器を触れ合わせないということ。従って「キス・クンニ・フェラ」というサービスは行わないというものです。

なぜこのサービスが必要なのかといえば、まずは体に影響が出たらどうしようと不安に感じる人のため。「自分が病気になるのが怖いし、自分の関わった人が性病になったらどうしよう」といったことです。

また、直接的に触れ合うことへの抵抗感がある場合にも、非粘膜接触であればハードルが下がります。パートナーがいるのでキスはしたくないという人にも適しています。

さらに、通常の性感サービスと比べると、気持ちや体への作用もマイルドです。エステ気分で大人のドキドキが味わえるため、女風初心者が試してみるのにもピッタリでしょう。

一般的な性感マッサージとの違いは

そもそも、女風初心者にとっては、一般的な女性用の性感マッサージとはどういった内容なのかが分からないかもしれません。まずは女風の施術について一般的な内容についてご説明します。

…指圧やマッサージ(パウダー、オイル)
…手つなぎ・ハグ・キス
…全身リップ
…指入れ・胸への愛撫
…クンニ

入浴して施術用の下着になり、通常のマッサージで体をほぐしてもらってから、性感マッサージへ移ります。この中で粘膜が触れ合う、キスやクンニ、フェラについて配慮するのが非粘膜接触サービスです。

非粘膜接触を看板としている専門のお店もありますが、一般的な性感マッサージ店であっても、予約時や当日のカウンセリング時に「非粘膜接触で」と指定することで対応してくれるお店もあります。

非粘膜接触は、どこまで触れるの?

非粘膜接触と言っても「どこまで触れるのか」については、お店の特徴やコースの内容によって様々です。I(アイ)ライン、つまり女性器の周辺へのタッチをまったく行わないコースもありますし、道具を介してタッチを行うコースもあります。

してほしいこと、されたくないことが、人それぞれで細かく分かれているため、明確に区分しにくいという事情もあります。

「もっとしてほしい」「これ以上はムリ」ということを伝えるのは恥ずかしいものですが、セラピストは性の悩みを聞くプロですので、遠慮せずに相談してみましょう。