8月23日(金)より公開中の映画『恋を知らない僕たちは』で初主演を務める、なにわ男子の大西流星さんがsweet webに初登場。撮影中の裏話や最近キュンとしたことを聞きました。
ー本作のオファーが来た時、座長というポジションでプレッシャーもあったかと思いますがどなたかからアドバイスをもらったり、参考にしたことってありましたか?
まずお話をいただいた時に夢の1つでもあった、恋愛映画の主演ということがこんなにも早く叶うのかな?ってすごく驚きでびっくりしました。原作を読んだときにすごく展開が早くて、作品としても読みごたえがあってこの世界観に入れるんだって喜びが大きかったですね。あとは他のキャストはどんな方達なんだろう?とか、ワクワクで一気に楽しみになりました。でも僕自身恋愛映画を見るのが好きで、友達と見に行ってキュンキュンして帰りに「ここのシーンよかったよね!」って言い合えるのも好きだったからそのスクリーンの向こう側の人になれるということが凄く嬉しかったです。
ー酒井監督はなにわ男子のMVなども撮られていますが、今回ご一緒されるということで何かお話しされましたか?
「初心LOVE(うぶらぶ)」や「ダイヤモンドスマイル」などを撮ってくださっていて、こうやってまたご一緒できるというのは、すごく嬉しかったです。監督とお話しさせていただく際に、MVを作るときと映画を作るときは撮り方も全然違うし、こういう撮り方をします。みたいな説明を顔合わせの時にしてくださって、そこから毎回シーンを撮る際に真摯に向き合ってくださって、1人でやるというよりも支えてくださっている感じがして、めちゃくちゃ頼りがいのある大きな背中に助けられたなという印象です。
ー印象的だった演出はありますか?
いっぱいありますね。酒井監督の撮る作品って画も綺麗ですし、ちょっとした心境の変化とかの切り取りからもすごく素敵だなって思います。顔の揺れだったり本当に些細な部分までこだわられているので、アドバイスいただいたり、監督も面白がってリハーサルでいろんなことを仕掛けてくるんですけど、ガリさん(猪狩蒼弥)がやりすぎてたら「やりすぎ!」って言われてました(笑)。
ーメイキングでは大西さんの出演が決まった時に役どころを見て「いい役だね」って言ってくれたと仰っていましたが、撮影期間中や撮影後に何かメッセージもらったりしましたか?
九州の方で撮影だったので、撮影期間中は「行ってらっしゃい」とか「頑張ってね」っていう言葉を毎回かけてくれましたし、クランクアップの日にちょうど(なにわ男子の)大橋くんがお仕事で九州に来ていて、現場に遊びに来てくれたんですけど、メンバーが自分の撮影現場にいるのがなんか変な感覚でした(笑)。しかもその日、僕が走るシーンだったんですよ。ストーリーの終盤ですごく大事なシーンだったんですけど、カメラの後ろに大橋くんがいて正直本当邪魔だなって思ったんですけど(笑)。やっぱりメンバーが現場に来てくれて差し入れをくれたりするのは嬉しいなって実感しました。走って近づくとすごく優しくて愛されてるなって感じました。でも集中できなかったので目線は外しました(笑)。
ータイトルの『恋を知らない僕たちは』にかけて、〇〇を知る前と知った後で大西さんの中で変わったなって思ったことはありますか?
なんだろう……。僕本当に新幹線が好きなんですけど、1回テレビの密着とかで新幹線の清掃に密着する企画をしていて、短時間で清掃員の方が車内に入ってシート取ったり、忘れ物ないか見たり、そういった裏側を見てからなんかすごい清掃員の方を見ちゃって、スターの方を見ているような感覚なんです(笑)。電車とか乗る時もあんまり清掃に時間がかからないようにキレイに使おうって思ったり、シートもしっかり戻して降りるとか今まで以上に気をつけるようになりました(笑)。いいきっかけをいただきましたね。
ー今回の映画では同年代の俳優さんたちと共演されていますが、撮影中の雰囲気はいかがでしたか?
本当にクラスメイトみたいな感覚で、ほぼ同世代だったので現場は一生ハッピームードでした(笑)。お喋りを楽しんでいたかと思えば、カメラが回るとみんなスイッチが入ってすごくお芝居がしやすい空間でした。空き時間には人狼ゲームとかをやったり、今回はキャスト一人一人に1台ずつスマホを渡されていたので、写真をお互い撮り合ったりオススメのフィルターを教え合ったりしてました(笑)。撮影期間は1か月ちょっとでしたけど、本当に青春したなって感じでした。
ー人狼ゲームは誰が1番強いなどはありましたか?
やっぱりみんな俳優さんなので上手なんだろうなって思ってたんです。だけど(泉役の)莉子さんは騙すのも騙されるのも嫌だから人狼ゲーム自体が本当に嫌いらしくて、ピュアな心を持っているんだろうなって思いました(笑)。なので人狼ゲーム自体はすぐに終わって、ワイワイしながら写真撮ったり動画を収めたりしてました。
ー劇中のメイクはほとんど大西さんご自身でされていたとお聞きしましたが、ポイントにしていたことはありますか?
ナチュラルメイクだったんですけど、うっすらとアイライン引いたりとか原作は英二くんの目って繊細なシーンが多いので、カーキとかグレーっぽいアイラインを引いてみたりしてました。ヘアスタイルもちょっとぼさぼさっとした部分もあるのでチャームポイントだなって思います。
ー主題歌はなにわ男子の「コイスルヒカリ」ですが、どんな楽曲になっていますか?
本当に疾走感のある曲で、とても映画とマッチするようなムズムズとした恋心が描かれている歌詞にもなっていて、背中を押してくれるような曲です。振り付けとかも可愛くて、SNSとかでもみんなに踊ってほしいなって思います! 映画館で流れていると思うとワクワクするので、しかもそれが自分の主演映画の主題歌ということが自分にとって大切な楽曲になりそうだなって思います。ワクワクする時とか、デート前とかに聞いてほしいです。
ー1番キュンキュンしたシーンはどこですか?
自分のシーンではないんですけど、予告でも使われている(窪塚愛流演じる)直彦と(莉子演じる)泉が素直に気持ちを伝えあうシーンが、あんな爽やかな映像撮れる?っていうくらい爽やかで本当に心が浄化されました。
ー映画は公開と同時に“360度キュンとして共感するリアル等身大ラブストーリー”と話題になっていますが、大西さんが最近キュンとしたことはありましたか?
なんやろうなぁ。あ! 最近バラエティ番組で櫻井翔くんと一緒になる機会があったんです。その時に「久しぶりだね~! 」って、裏でも「最近元気にしてるの?」って気にかけてくださったり、それこそ“THE MUSIC DAY 2024”でも現場には行けなかったんですけど、VTRを見てたくさん感想を言ってくださって優しさにキュンとしました。
後、キュンとしたのとは違うんですけど、なにわ男子のメンバーと一緒に番組に出演すると、安心感が凄いのでどれだけ広くても3人とかでずっと端っこの方に固まってるんですよね。僕達可愛いなって思う瞬間です(笑)。
恋を知らない僕たちは
story:高校2年の英二(大西流星)と直彦(窪塚愛流)は中学からの親友同士。英二は幼馴染の泉(莉子)に密かな想いを寄せるが、泉は直彦と付き合っていた。さらに、泉と同じクラスの小春(齋藤なぎさ)は直彦に心を奪われ、瑞穂(志田彩良)は英字を意識し始め、太一(猪狩蒼弥)は瑞穂を一途に想い続ける。片想いが交錯する6人の恋の行方は…⁉