【内田雄馬】「自分で選択して進んだ先に後悔はない」30代目前で不安を抱える人へエール【独占vol.2】
――スウィートは28歳の女性をターゲットにした媒体で、30歳になることに不安を感じている読者も少なくないと思うのですが、内田さんは20代から30代に突入し、心境など変化はありましたか?
30歳だからという認識はなかったのですが…。思い返すと20代後半から30代前半にかけて、自分の人生の中で大きな出来事がその周辺にあったので、いろいろ自分の考え方が変わった瞬間でしたね。
特にコロナ禍のときは、生活環境や仕事の環境が大きく変わったので、考えることがすごく増えた気がします。とはいえ、それがたまたま30歳になる前後ぐらいだったっていうだけなのかもしれない。でも迷ったり悩んだり、どんな人にも転換期っていうのは一度は訪れるんじゃないかなと思います。
20代っていうものに終わりを告げて、新しい30代が始まる。その瞬間って未知なものだから誰しもドキドキするだろうし、怖さももちろんあるはず。でも1つ僕が感じたことは、自分で何かを選択して進んだ先に後悔はあまりないんですよね。そして後悔しない生き方をすると、毎日上手くいかないことがあっても不思議と辛くはないんです。明日のことを考えられるので。自分で選んで「これはダメだった」「じゃあこれを反省にして次は何を選ぼう」ってしていける。
20代は自分で選ぶよりも、家族や上司・先輩など誰かから何かを受け取ること、導いてもらう瞬間が多かったという人もいるんじゃないかと思います。でも30代になったら昇進するとか、僕で言うと周りにちょっと若い役者さんが増えてきたなとか、自分のポジションが年とともに必ず変化していくんですよね。
そうなったとき、自分で進む道を選んでいけば後悔しないで済むし、自分の責任だから反省できる。それを次の1歩に変えていくっていうのをやっていくと、どんどん自分の望んだ未来に進めると思います。
今抱えてる不安っていうのは誰しもが感じるものだと思うので、自分で選択することをやったことがないという方は、ぜひそのやり方を試してほしいですね。それが積み重なった先にはきっと良い未来が待っていると思うし、自分の望む未来には近づけるはず!
――貴重なお話ありがとうございました!
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PROFILE
YUMA UCHIDA
内田雄馬
1992年生まれ、東京都出身。声優・アーティストとして活躍。第13回声優アワードでは「BANANA FISH」アッシュ・リンクス役などが評価され、主演男優賞を受賞。主な代表作にアニメ「呪術廻戦」伏黒恵役、「シャングリラ・フロンティア」サンラク/陽務楽郎、「WIND BREAKER」桜遙役、「ブルーロック」御影玲王役などがある。
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