②Gスポットでの中イキって？

Gスポットとは、一般的には膣の入口から2～5センチ程度の場所が目安だと言われます。

AVなどで知識を得た男性から「ここだろう」と決めつけて刺激されても、自分ではピンと来ないという人もいるでしょう。酷い場合には「お前にはGスポットがない」と言われて、悲しい気持ちを味わったという人も……。でも、嘆く必要はありません！

実は、Gスポットとは小さなポイントではなく、クリトリス・尿道・膣口の交わるゾーンだとされています。近年では名称も「CUVコンプレックス」と呼ばれるようになりました。

さて、もしも性交中に「おしっこがしたい」という感覚を味わったことがあれば、Gスポット（CUVコンプレックス）をうまく刺激している証拠だと思ってください。このゾーンには尿道も合流しているので、尿意を感じるというわけです。

なお、「Gスポットの場所を早く知りたい」という人は、尿意を我慢して刺激してみるという手段もあります。

③ポルチオの中イキ（奥イキ）って？

ローションで滑らかに

ポルチオは膣の最奥部、膣の入り口から5～10センチほど奥にある「子宮口周辺」の部分だと言われます。ポルチオの頭文字からPスポットと呼ばれることも……。

コリコリしたりグニュッとした部分で、Gスポットよりは「ここかな？」というのが見つけやすいかもしれません。ただし、身体の状態も変化していくことと、個人差もあるため、浅めの場所にあるか、深い場所にあるのかは、探ってみないと分かりません。

自分の指で探してみる場合には、クリトリス（陰核）への刺激やローションなどで潤してから、奥まで中指を入れてみましょう。何かぶつかってコリっとした感触があれば、ポルチオの可能性大です。

自分の指では届かない場合には、彼氏に手伝ってもらうのもアリ。体中の力を抜いて、優しく探してもらってください。

ポルチオの刺激による絶頂感は、膣の奥から深い快感が得られるもの。外イキがジェットコースターのような絶頂を味わえるものとすれば、奥イキでは全身へと快感が広がり、波のように何度も心地よさを感じられるという人も……。