Q.メンバーが16人と多いなかで、コミュニケーションについて意識されていることは?

🍑「絶対に嫌な気持ちにさせない』ことは意識してますね。家族でもあるし、『言いたいことを言い合った方がいいよ』みたいなのもあると思うんですけど、実際そんなのしてたら、多分、崩壊も崩壊だと思うタイプなんですよ。  言いたいことを言える人と言えない人がいるっていうのが、家族でもそうだと思うんで、 僕は絶対言いたいこと言ってやるっていう自信もないし、自分が絶対正しいという自信もないから。みんなに意識してることは、その人にとって絶対マイナスにさせない、その人にとって僕が得だなぁって思ってくれるような付き合いをしていくのは意識してるかもしれないです。
誰かが『こんなこと言っても、どうせ』みたいにマイナス思考になっちゃうところをカバーしたりするのは、大変なんですけど、自分から見えるメンバーのいいところをより伸ばしていけるような行動をしていくという感じですかね。メンバーがなるべくその場において損をしないことをやっていきたいというのは、無意識ですけどやっているのかもしれない。嫌われたくないし、嫌いたくもないっていうのが結構大きいかもしれないです」

――一つのものを作り上げていくために、伝えるべきことを伝えなきゃならない難しさを感じたりしますか?

🍑「自分の中では『アイデア』は唯一確固たる自信があるので、そこに対してプライドがあるから、ほかのことを妥協しても、それが伝わればいいというイメージなんですよね。まず真ん中にライブとクリエイティブに対する役割を持ってるというところがあるから、その周りは自分に嘘ついても、自分のやりたいことをみんなに手伝ってもらいたいっていうイメージなんです。 全部が全部、きれいにきちっとやろうとするんじゃなくて、自分の役割とみんなの役割いい感じに駆け引きしながら進めていくやり方ですね」