about Album
“ライブを想定したアルバムでもあるので自分の神髄に近いものが表現できた”

あのちゃん

『BONE BORN BOMB』はどんなアルバムになったと思いますか?

「タイトルを訳すと、『骨、生まれる、爆発』で、それがコンセプトになります。自分の肉体がなくなったときに、唯一残るのは骨だと思うんですが、それと同様に、この作品で表現した音楽は、自分がいなくなった後も残っていくモノだ、という思いを込めました。

このアルバムの制作期間は、自分を取り巻く環境がさらに変わっていった時期でもありました。タイアップ曲も増え、周囲の期待や願望が向けられる中で、ある種の葛藤を抱えながら作った曲もありますけど、やっぱり僕にとって大事なのはライブですし、自分自身と向き合って生まれたモノを、ライブを通じて届けるということを大事にしたいと思いながら制作していきました。

ライブをすることで、このアルバムが完成するというわけじゃないですけど、ライブのために作った作品でもあるし、だからこそ自分の神髄に近いモノが表現できたんじゃないかと思います。自分のルーツとも言える音楽からの影響を楽曲に落とし込めたし、すごく自分らしい内容になったと思います」