about Budokan
“僕にとって“呪い”はポジティブなもの。負の感情を信じて堂々と呪いたいです”

あのちゃん

初の日本武道館公演『呪いをかけて、まぼろしをといて。』への意気込みを教えてください。

「センターステージで、どんな風にライブしていくかを想像しながらすごくワクワクしています。しっかりと時間をかけて、どんな流れでやるのかを組み立てていこうとしています。これまでに何度か武道館にライブを観にいったことはあるんですけど、僕自身はそこまで日本武道館という場所自体を神格化しているわけではなくて、とにかく楽しい日を作りたいってことを念頭に考えています。

このタイトルには、来てくれるみんなの欠けているところと、僕の欠けているところが合わさってひとつになるようなきらめきがあるといいなという思いを込めて名づけました。“呪い”ってネガティブなイメージがある言葉だと思うんですけど、僕からするとポジティブな印象があるんです。ここまで負の感情を持ってやってきたので、僕は負の感情を信じたい。

ポジティブなパワーって、すごくかっこいいしキラキラしているから、逆に眩しすぎて負けそうになってしまう人もいると思います。僕の味方でいてくれたのは、ずっと負の感情だったからこそ、日本武道館公演でも堂々と呪いたいなっていう気持ちです」