Q.流れの早い世の中ですが、変わったなと思ったこと、これから変わったらいいなと思うこと、逆に変わってほしくないことは何ですか?

🍑「最近変わったなと思ったことがあるんですよ。甥っ子と話してて、『昨日、学校休んだらしいな』って言ったら、『ショッピングモールに行くから』って言ってて。で、『学校への連絡は今は何でするの?』って聞いたら、メッセージアプリだって。
僕らの時代って、親に『ちょっと休みたい』って言っても、『なんで?』って言われて、親がちゃんと先生に言ってくれないと休めなかったり、そういうのもあったんですけど今はそういうのが必要がないケースもある。学校って一番最初の社会じゃないですか。そこが『変わって大丈夫かな?』って思うことはありますよね」

――そういった意味では、学校は一番変わってきているかもしれないですね。

🍑「便利になった分、今の子どもたちが将来どうなるかちょっと心配だなって思うんです。なのでできることは、甥っ子に教えてあげたいと思います。なるべく甥っ子と遊んだりする時も、普段だったらすぐデジタル機器とか見始めるんですけど、僕といる時はなるべくそういうことをさせずに、外で遊んだりとか。あとはなんか、ちょっと逆に意地悪というか、ちょっとだけ厳しく、マジレスするっていう」

――変わったらいいなと思うこともたくさんあるけど、いい方向に変わっていかないといけないですよね。

🍑「はい。これから先、携帯とかデジタル機器を持たないで生活する人が増える可能性もあるなと思ってて。そういう街というか、そういう取り組みがあっても面白そうと思ってます。
たぶん、もうすでにちょっとあると思うんですけど、デジタルデトックス合宿みたいな感じで、自給自足生活とか、そういうのも発達してくると思うんですよ。
自分たちで畑を耕して、近所の人たちで野菜を交換し合うみたいなそういう場所がもっと増えていったら、改めて美味しい野菜とかお米が食べられるようになるかも、っていう期待はちょっとあります。東京にもそういう場所ができそうな気がするし。
そういう地方に人が流れる可能性もあると思うんですよね。そこがまた発展していく、みたいな。そういうところは変わってほしいと思います。こういう話、楽しいですね。何がなくなると思うとか、そういう話、めっちゃ好きなんですよ」