スキーン腺から分泌される液体って?
スキーン腺から出る分泌液を“スキーン腺液”といいます。
女性の性器から分泌される液体は複数あります。
それぞれ快感や興奮、刺激などによって分泌されるのですが、その中の一つがスキーン腺液です。
この液体はなんのために分泌しているのかなど、詳しく見ていきたいと思います。
・尿とスキーン腺液の違い
尿道の近くから出るので誤解されがちですが、スキーン腺液と尿は成分などからまったく違うものだとわかっています。
白くねっとりとしている粘液でほぼ匂いはなく、分泌される量もほんのわずかだと言われています。
尿は黄色い見た目や透明なことが多く、匂いもあるためスキーン腺液との区別はつきやすいので、カレに誤解しないよう説明してあげてくださいね。
・どんなときに分泌されるの?
女性が快楽を感じ、オーガズムに達する前後にかけて分泌されるのがこのスキーン腺液という液体です。
そのためスキーン腺液が分泌される瞬間は“女性の射精”とも言われています。いわゆる濡れる瞬間ですね。
膣やその他の組織から分泌される液体と混ざり合って、セックスの際の潤滑液として働いています……♡
しかしスキーン腺液は快感を得ることやオーガズムに達することのみが発生の理由ではありません。
たとえ快感がなくとも、触れたりして刺激を与えるとスキーン腺液は分泌されるのです。
つまり「濡れる」という現象にまつわる一つの重要な部分であり、潤滑液としての役割を担っているということです。
・スキーン腺液と潮吹きの関係って?
女性の潮吹きの際に出る成分の中にはスキーン腺液も含まれることがわかっています。
女性の潮の成分は尿に近いと言われていますが、その中にスキーン腺液が混じるのはなぜかというのはわかっていません。
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