元HKT48メンバーとして活躍し、現在はタレントとして活躍中の渡部愛加里さんが、待望の1st写真集『シアワセ』をリリース♡タイトル通り、“シアワセ”な笑顔がたっぷり詰まった1冊には、福岡でのロケや初挑戦の水着・ランジェリーカットなど、彼女の“今”がぎゅっと凝縮されています。今回は、そんな写真集の撮影秘話はもちろん、HKT48卒業後の学生生活やインターン経験、ファッションへの想い、そして将来の夢までたっぷり語ってもらいました!

笑顔もふざけ顔も♡ “シアワセ”が詰まった福岡ロケ

渡部愛加里 1st写真集『シアワセ』

――写真集の発売が決まったときの気持ちを教えてください。

渡部愛加里(以下、渡部) すごく嬉しかったですし、ワクワクしました。自分だけが写る1冊というものにすごく憧れがあったので、とにかく自分らしい写真集にしたいと思いました。

――どんなところに「自分らしさ」を込めましたか?

渡部 「よく笑うね」と言われることが多いので、笑顔の写真で溢れるようなものにしたいと思いました。タイトルの『シアワセ』も、見終わった後にまさに「幸せな気持ちになれたな」と思ってもらえたら嬉しいなと思ってつけたんです。完成した写真集を見ても、やっぱり笑っているカットが一番自分らしいなと思います。それから、“寿司ざんまい”のポーズをしているカットもあるんですけど、実は仲の良い子の前では結構ふざけるのが好きなんです。そんな素の表情も楽しんでもらえたら嬉しいです。

渡部愛加里 1st写真集『シアワセ』

――撮影は全て福岡とのことでした。

渡部 福岡は、やっぱり私にとって一番思い入れのある場所だったので、そこで撮影したいという気持ちが強くありました。デビューして活動していた時期は高校生だったので、当時はできなかったことも今回の写真集でやってみたかったんです。その一つが中洲で屋台を楽しむことでした。

――福岡の自然の美しさも伝わってくる写真集です。

渡部 中州以外にも福岡には素敵な場所がたくさんあるのに、実は行ったことのない場所が多かったんです。今回撮影した糸島も能古島(のこのしま)も、ほぼ初めて行くところだったので、撮影にはぴったりだと思って選びました。

――最も印象に残ったロケ地はどこですか?

渡部 能古島です。福岡からフェリーで20分のところにある島なんですが、フェリーに乗るのも初めてだったこともあって本当に楽しかったです。完全に観光客化していました(笑)。通勤や通学で乗っている方がほとんどだったので、「この子、すごくはしゃいでいるな」と私のことを思った方もいたかもしれません(笑)。人間観察も好きなので、「この子は能古島から市内に通ってるのかな」とか「船で通学するのって大変そうだな」とか、いろんなことを考えていました。

渡部愛加里 1st写真集『シアワセ』

渡部愛加里 1st写真集『シアワセ』

――能古島はどんな場所でしたか?

渡部 「のこのしまアイランドパーク」という自然公園のお花畑がすごく有名な場所なんです。ずっと行ってみたいと思っていたので、今回それが叶って嬉しかったです。撮影ではお花畑を独り占めするような感じになったんですが、それってなかなか体験できないことですよね。だから、すごく特別な気持ちになりました。

――糸島のビーチでの様子も印象的です。

渡部 糸島の撮影は本当に天気が最高だったんです!海の水もすごく透き通っていて「綺麗だなー!」と思いました。実は小さい頃から海水が苦手で海にはあまり行かなかったので、福岡の海がこんなに綺麗だとは知りませんでした。でも実際に入ったら気持ち良くて楽しめちゃったので、この撮影で海が好きになりましたね(笑)。

――水着やランジェリーのカットも盛りだくさんです。どんな気持ちで臨まれましたか?

渡部 撮影しているときは緊張しなかったんですが、先行カットが解禁されたときは「どういう反応が来るんだろう」と、かなり緊張しました。もともと水着も下着も一切やったことがなかったので、びっくりする方もいるかもしれないと思っていたんです。実際、驚きの声もすごく多かったのですが、喜んでくださる方もいらっしゃってホッとしました。

渡部愛加里 1st写真集『シアワセ』

――これまでの渡部さんとはまた違うイメージを抱く方も多いかもしれませんね。

渡部 もともと私服もロング丈が多いんです。ミニ丈を履いていると「今日珍しいね」と言われるぐらいだったので、「まさかそんなカットに挑戦するとは……」という印象だったのかな、と思います。でも個人的には、水着や下着の撮影には前向きでした。「見せたことのない表情を出したい」と思っていたので、チャレンジしてみてよかったなと思います。

――カメラマンの熊木優さんとはどんなやりとりがありましたか?

渡部 すごく優しい方だったので、かなりリラックスして臨めました。素の表情をたくさん引き出してくださったと思っています。あと、「後ろにあるそれの真似をしてみて」「同じ顔して」と言ってくださることが多かったので、何かの真似をしている写真が結構あると思います(笑)。結構斬新な感じがして楽しみながら撮影できたので、そうしたカットも見てもらいたいです。