映画館で見るべき! sweetがオススメする3月の最新ムービー4選をお届けします。インスピレーションで選んでみてね。
『THE BATMAN―ザ・バットマン―』
人気キャラを新解釈で描いた意欲作。新米バットマンが知能犯リドラーの仕掛けた残虐な謎解きに挑む展開はサスペンス色が強く、DCコミック初心者も楽しめる。
ブルース・ウェインことバットマンを演じるR・パティンソンも、M・リーヴス監督が脚本を当て書きしただけあって、青年の孤独や怒りに初々しさを添えて好演。さらに、キャットウーマン役のZ・クライヴィッツにも注目。メチャ強くてとびきりキュートで、かっこいい!
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC
story:両親殺害の復讐を誓う青年ブルース(R・パティンソン)は、バットマンとなってゴッサムシティを蝕む悪と戦っていた。ある日、権力者を狙った連続殺人事件が発生。犯人を名乗る知能犯リドラー(P・ダノ)から謎解きのメッセージがバットマン宛てに届くが……。
監督:マット・リーヴス/出演:ロバート・パティンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、ポール・ダノ ほか/配給:ワーナー・ブラザース映画/公開:3月11日より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
『SING/シング:ネクストステージ』
大物俳優達の思いがけない美声が話題となった人気アニメーション第2弾。T・エガートン、R・ウィザースプーンなどおなじみのメンバーに加え、ハイライトはU2・ボノの参加。
“伝説のロックスター”に扮して名曲「I STILL HAVEN’TFOUND WHAT I’M LOOKING FOR」をS・ヨハンソンとデュエットするシーンなど歓喜! 宇宙をテーマにしたハイライトのショーも躍動感に溢れ、動物達も可愛くて何度観ても飽きません。
© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
story:バスター(M・マコノヒー)が支配人を務める地方劇場は大盛況。だが、大劇場のスカウトが現れたことから、バスターはメジャー進出の夢に挑戦。アッシュ(S・ヨハンソン)やジョニー(T・エガートン)達と共にエンターテインメントの聖地を目指すが……。
監督:ガース・ジェニングス/出演:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン ほか/配給:東宝東和/公開:3月18日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
『オートクチュール』
パリの一流メゾン、ディオールのオートクチュール部門を舞台に、お針子達が手仕事で美の神髄を追い求める世界。引退間際の責任者が後継者として見つけたのは、繊細な指をもつ移民の不良娘。年齢も境遇も違うふたりの女性が、反発しながらも人生を交差させていく。
ディオール専属デザイナーが監修した衣装の数々は眼福の美しさで、初代“バー”ジャケットや幻のドレス“フランシス・プーランク”も登場する。
© 2019 – LES FILMS DU 24 – LES PRODUCTIONS DU RENARD-LES PRODUCTIONS JOUROR.
story:引退を控えたディオールのオートクチュール責任者エステル(N・バイ)は、地下鉄で移民2世の若い娘ジャド(L・クードリ)にバッグをひったくられる。彼女の指にお針子の才能を直感したエステルは、見習いとしてアトリエに迎え入れ、仕事を教え込む。
監督・脚本:シルヴィー・オハヨン/出演:ナタリー・バイ、リナ・クードリ ほか/配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム/公開:3月25日より、新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショー
『アンネ・フランクと旅する日記』
現代のアムステルダムを舞台に、名作「アンネの日記」を、アンネの“空想の友達”キティーの視点で描くアニメ作品。キティーが具現化される設定、第二次世界大戦下のユダヤ人迫害を現代社会の難民問題とリンクさせる物語の構成が斬新で秀逸。
美しい線画で描かれる空想シーンやアンネ目線でのナチスの描き方などアニメーションならではの表現が素晴らしい。アンネが願った世界平和が強く心に刺さる傑作。
© 2021 NGC NETWORK US, LLC. All Rights Reserved.
story:現代のオランダ・アムステルダム。博物館に保管されているオリジナル版「アンネの日記」に異変が起き、アンネの“空想の友達”キティーが姿を現す。再会を果たしても消えてしまうアンネと、日記のその先を探して、キティーは現代の街を疾走する。
監督・脚本:アリ・フォルマン/声の出演:ルビー・ストークス、エミリー・キャリー ほか/配給:ハピネットファントム・スタジオ/TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー中