気になる旬の美容情報をベテラン美容ライターの夏目 円と橋本優香が隔週でお届けする美容連載♡
第27回目は、日本よりひと足お先に夏を迎えているオーストラリアで新作日焼け止めを試した中から、おすすめを3つご紹介します!

昨年の4月にメルボルンに移住してもうすぐ1年になります。日本と季節が真逆のオーストラリアは、3月もまだまだ気温の高い日が続いています。私が暮らすメルボルンは、1日の寒暖差がとても激しく、気温差15度という日も少なくありません。

昨日の最高気温は、32度。最近は雨も降らないので、湿度もカラカラの状態です。

どうして、オーストラリアは紫外線が強いの?

移住前からものすごく恐れていたのが、紫外線。オーストラリアは、紫外線を吸収するオゾン層が薄いために、日本よりもはるかに強いのです。わかりやすく紫外線の強さを指標化した『UV Index』(世界保健機関WHO)によると、昨日の3月5日(水曜日)のメルボルンの数値は10(WHOでは1~11+段階を使用)で、“Very High”。このスコアになると、外出を避ける人もちらほらいます。ちなみに、猛暑続きだった日本の最高数値が7.5(2023年7月東京)でしたから、その脅威は相当なものです。

看板はもちろん、ラジオやテレビでも皮膚がんに対する啓もう活動を行っています。

オーストラリアでは3人に2人が皮膚がんの可能性がある

オーストラリアでは、一生のうち3人に2人が皮膚がんにかかると言われていて、国をあげてキャンペーンをしています。①紫外線を防止効果のある上着の着用、②日焼け止め、③帽子、④日傘の4つを推奨しています。とはいっても、日本のように日傘をさしている人はほとんどいないのが現状です(私は人目を気にせずさしています!)。

目に見えない紫外線と戦うために、日本からありとあらゆる日焼け止めを持ってきたのは言うまでもありません。そんな過酷な環境で過ごすオーストラリアの夏を乗り切るために、大活躍中の3ブランドをご紹介します。

肌へのフィット感とケア効果が秀逸『イソップ』

プロテクティブ フェイシャル ローション SPF50・PA++++ 50mL \7,040(イソップ・ジャパン)

メルボルン生まれのイソップは、市内にも複数店舗があり、こちらでもとても愛されているブランドです。肌へのケア効果が高く、日中の潤いが続き、肌コンディションがとにかくご機嫌になれる日焼け止め保湿乳液です。肌にのせた直後は若干白浮きしていますが、肌になじんでいくので安心してくださいね。ピタっと肌にフィットして、強い日差しが降り注ぐ過酷な環境下でも肌をバリアしてくれます。ジェンダーレスコスメとしてもおすすめ。

肌なじみがよく、さらっとしてベタつきもなし。外出の20分前までに塗布して。

首もデコルテまでしっとり&ツヤ肌ボディ『クレ・ド・ポー ボーテ』

クレ・ド・ポー ボーテ エマルジョンUVコールn SPF50+・PA++++ UV耐水性 ★★ 100mL \11,000(クレ・ド・ポー ボーテ)

太陽光から肌を守りながらも、肌によい光は選択して取り込む技術を搭載したボディ用の日焼け止め。肌すべりのいい滑らかなテクスチャーの乳液タイプで、塗るたびに肌がしっとり、つるんとしたツヤ感も得られる美肌効果がずば抜けています。うっかり焼けやすい首やデコルテを重点的に塗っています。スキンケア成分を50%配合しているというだけあって、潤いだけでなくプリっとしたハリ感も!

肌すべりの良さはさすがクレポ♡ のびがよく、リッチなボディセラムよう。

美白・シワ改善しながら
肌荒れを防いでトーンアップ『コスメデコルテ』

コスメデコルテ AQ アブソリュート UV プロテクション ブライトニング&リンクル(医薬部外品)SPF50+・PA++++ 55g ¥11,000(コスメデコルテ)※3月16日発売

コスメデコルテの最高級ラインAQからスキンケア効果とトーンアップ効果をあわせもつ、日焼け止め美容液。ナイアシンアミドやトラネキサム酸などの有効成分を配合し、美白・シワ改善と肌荒れを予防しながら、紫外線から肌を守ります。気になる肌のくすみや色ムラなどもナチュラルにカバーできるので、私は化粧下地をスキップしてその上からファンデを塗っています。

わずかにピンクみを帯びていて、塗ったそばからトーンアップ。

花粉の飛散がピークを迎える今ごろから、じわじわと紫外線も上昇してきます。乾燥、シミ、シワ、くすみ、たるみと肌トラブルの元になりますから、早めのUV対策を心がけましょう!

【問い合わせ先】
イソップ・ジャパン 03-6271-5605
クレ・ド・ポー ボーテ 0120-86-1982
コスメデコルテ 0120-763-325