齋藤飛鳥がスウィートが愛して止まないブランド達と出会っていくファッションストーリー。まるで果実のように……カラフルでみずみずしい表情から、熟した大人の面影まで。今回はトラッドなプレコレクションの中でインパクトを残した、優美なノットやボウデザインにフォーカス。

ツイードを先鋭的に見せるメタリックのノットボタン

できる女性を演出する、リュクスなブラックのウールツイード。ジャケットとミニドレスをセットアップで纏い、今年らしいクラシカルなムードを堪能。凛と見せるボクシーシルエットに加え、クリーンなホワイトトリムや立体的なノットボタンをあしらうことでコンサバティブなツイードをモードな装いに。ミニマムなシルエットにフリンジをあしらった強気な「ピーク バッグ ミニ」で、いたずらなハズしを。

齋藤飛鳥
ジャケット ¥427,130、ドレス ¥354,530、バッグ[H16×W22.5×D9cm] ¥358,160(全てアレキサンダー・マックイーン)

レディなドレスが目覚めるノットとボウの構築性

マックイーンらしいシャープなテーラリングと神秘的なラピスブルーのペンシルドレスが、アートピースのように当て込まれたノットとボウモチーフによってピクチャレスクな佇まいへ。アシンメトリーを強調したドレスはポリファイユ生地をふんだんに使い、女性らしいふくらみとモードなフォルムによる媚びないセンシュアルを実現。フューチャリスティックなシルバーミュールの力を抜くように、ヘアは無造作なダウンスタイルで。

齋藤飛鳥
ドレス ¥625,570、ミュール ¥141,900 (共にアレキサンダー・マックイーン)