ルピタ・ニョンゴが映画『クワイエット・プレイス:DAY1』について語る【sweetムービーインタビュー】
大都市が静まり返る。それ、コロナ禍を思い出しちゃうかも……、と言うと、彼女も「あれは不気味だったわよね」と同意。
「私もパンデミックの間はNYにずっといたんだけど、全くなじみのない別の場所にいる気分だった。だって、騒音の代わりに鳥のさえずりが聞こえるなんて、NYじゃない(笑)。だから、この作品の撮影のときは、そのときの経験を思い出しちゃったのよ。
私だけでなく、あの撮影に関わった人みんなが、パンデミック中のことや、パンデミックを生き延びたことを考えながら仕事に取り組んでいたわ。だから、この作品でサバイブしようとするサミラをはじめとするキャラクターの気持ちにはみんな共感できるはず。
もし私がサミラみたいな状況に陥ったとしたら……即刻侵略者に襲われるわね。だって、ずっとしゃべってる騒々しいタイプだから(笑)」
『クワイエット・プレイス:DAY1』
story:ある日のNY。突如宇宙から次々と火球が降り注ぎ、大都会は阿鼻叫喚。ところがそれはただの隕石ではなかった。何者かが地球に侵入し、人々を襲撃。サミラ(L・ニョンゴ)は猫を抱えたまま、身を潜めていたのだが……。
監督:マイケル・サルノスキ/出演:ルピタ・ニョンゴ、ジョセフ・クイン、アレックス・ウルフ、ジャイモン・フンスー ほか/配給:東和ピクチャーズ/公開:6月28日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
© 2024 Paramount Pictures.
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PROFILE
よしひろまさみち
『スウィート』のカルチャーページでもおなじみの映画ライター・編集者