―え? そうなんですか??

中村:あ、でも今回のシーズンは前よりちょっと時間かかりましたよね?

豊川:うん。段取りが色々あったからね。シーズン1は車の中、っていう同じシチュエーションだったから、ほんとに撮影時間が短かった。

中村:そうですよね。シーズン2は、僕たちが結構いろんなとこに行ったから、前よりかは時間がかかったイメージですが、それでも1日3時間で終わってました(笑)。

豊川:監督は芝居が新鮮なうちに撮りたいっていう方なんですよ。僕が演じた時田と中村くんが演じた椎名のシーンは基本的に会話劇なので、僕たちの会話のテンポみたいなところをすごく大事にしてくれたと思います。

―あまりテイク数重ねないんですね。

中村:そうなんですよ。ほぼ一発勝負でした。

豊川:そうそう。多分それは僕も中村くんにしても、新鮮な感じがあるうちにやりきりたい、っていう共通認識があったからできたんだと思いますよ。それが、スタッフにも他のキャストにも共通してあった気がします。

―シーズン2の脚本を読んで最初に感じたのは?

中村:女性キャラがいる! って思いましたよね(笑)。

豊川:そうだよね。白石麻衣さん演じる柊冬花。時田と椎名のコンビはそのままだけど、そこに女性が入ってくるとどういうグループになるのか、ワクワク要素でしたね。