なかなか聞けない生理や脱毛のお悩みを、フェムテックのお悩みを誌上で女医さんが解決します!

 

生理のお悩み

 

Q.年々生理痛がひどくなっている

A.ストレス、運動不足などにも原因が!重い場合は婦人科へ

 

年齢を重ねるごとに、生理痛がひどくなってきたと感じる場合は、ストレスや血行不良、運動不足など主に生活習慣が原因として挙げられます。ですが、子宮内膜症や子宮筋膜症、子宮筋腫などの婦人科系疾患が原因の可能性があるので、まずは病気の疑いを除外するために婦人科に相談してみましょう。

 

Q.生理前のイライラが止まらない

A.あまりに激しい場合は低用量ピル、漢方などが味方に!

 

これは、PMS(月経前症候群)ですね。排卵後の黄体期に分泌される女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の急激な変動が原因と考えられています。イライラだけでなく、不安になったり、人によって症状は様々。あまりにも精神的なアップダウンがあるのであれば、低用量ピルを飲むのがオススメ。他には、漢方もありますが、漢方を取り入れる場合でも、専門医に相談し自分に合ったものを処方してもらいましょう。

 

Q.低容量ピルの使用を検討しています。副作用はある?

A.副作用には個人差があります。また、ない方もいらっしゃいます

 

低用量ピルを服用することで卵巣を休ませた状態にして排卵を起こさないようにすることができます。ピルを飲んだときの副作用は人によって様ざま。吐き気や乳房の張り、腰痛、むくみなどがありますが、もし症状が治まらない場合は婦人科にご相談ください。

 

Q.生理痛のために飲んでいるけど大丈夫?

A.大丈夫です!痛みをガマンしないで

 

大丈夫です。痛み止めに関しては、常用的に服用すると、耐性がついて効かなくなってしまうと思っている人もいるようですが、それは間違いです。なので、痛くて辛いときは上手に取り入れることが大切です。また、毎回辛い場合は、低用量ピルなどを取り入れるのもオススメ。今は、オンラインで処方してくれるところもあるので、上手に利用しましょう。