Q.ファンからみてやましょーさんは地元岡山に対して深い絆があるように感じます。岡山に対しての想いがより深まったタイミングやきっかけはありますか?

🍑「元々、僕は地元を好きなほうですが、今になって思うのは、文化がたくさんあって、たとえば備前焼きも人間国宝と言われてる人がいたり、音楽もそうだし、世界的に有名な人が岡山の児島でデニムを作っていたり、全国の制服が岡山で作られてたりとか・・・大人になって誇れるところがたくさんあるなと気づきました
これって地元じゃなくても全都道府県にその土地の良さってあると思うんです。せっかく自分の生まれたところなので、もっと自分が発信していきたいし、自分も勉強していきたいなっていう思いが、愛に変わってるというか、絆に変わってるような感じがします。そういう人を絶対、地元は嫌わないし、温かい人に恵まれてお仕事もできてるなと思います。地元は変わらないのが良さでもあるので、 自分が疲れた時に癒してもらってる分、変わらない絆で岡山をもっと盛り上げるのが使命だなと感じます」

Q.身の回りや有名人の方でも大丈夫です。彰吾くんが思う、これは深い絆の象徴だと思う人物はいますか?私はのび太くんとドラえもんの関係がいつも深い絆で結ばれているなぁと感じます。

🍑「なるほど、なんだかんだ系ね。お笑い芸人の方々はすごいなと思います。毎日2人ですよ。どこに行っても2人で、仕事をするのも2人じゃないですか。僕らって(グループだから)散らせるんですよ。ストレスとかアイデアさえも散らして話せるんですけど、お笑い芸人の方は相方に伝えないと成立しない職業って究極だろうなと思うんです。
でも、人を笑わせなきゃいけないじゃないですか。自分がどんなにしんどくても、相方と仲悪くても、ステージに立って、笑わせなきゃいけない。売れたことで仲が悪くなっちゃうパターンもあるけど、でも、同じ番組に呼ばれて、2人で仕事をしなきゃいけないじゃないですか。連携プレーをして、お客さんを笑わせる、みたいな。
お笑い芸人の皆さんの絆みたいなのって、番組『STAGE RAMPAGE』での打ち合わせとかを見ると、かっこいいなと思うんですよ。無駄がないというか。ステージに立つ時に、僕らは即興とか言ってますけども、何もできないのでどうしよう、となっている時に、『大丈夫、俺がなんとかする』じゃなくて、相方さんを指差して、『あいつがなんとかするから大丈夫だよ』っていう、その一言が『かっけぇな!』と思いましたね」

――それはどなただったんですか?

🍑『ザ・ギースさんです。いま、ベテラン芸人さんがYouTubeをやっていて、語ったりしてるのがすごく面白くて。尖がった部分がなくなったあとに、絆があるから、長く活躍されていたりするんだろうなっていうのはありますね』

(後半につづく)