映画『遺書、公開。』で主演をつとめるTHE RAMPAGEの吉野北人さん。

柔らかなルックスの奥に秘めた強い瞳のように、自然体でありつつも、芯の強さを感じるインタビューをお届けします…♡ 柔らかな冬の光に包まれた、撮りおろしスペシャルシューティングもお見逃しなく!

自分と池永は、『やるときはやる!』って

ところがめちゃくちゃ似ている

――吉野さんにとって2度目の主演映画となる『遺書、公開。』。まずは作品の見どころから教えてください。

吉野「学園が舞台になったドス黒エンタメミステリーなんですが、クラス内の“序列”をテーマに作中を通して人間の欲望が存分に出ている点が見どころです。クラスメイトや先生、全員の個性と人間誰しもが持っている裏の部分が細かく描かれているんです。誰か一人にフィーチャーすることはあっても、一人一人の裏の顔まで見える作品はなかなかないですし、どこか今の世の中とリンクする部分もあるのかなと思います

――台本や原作を読んだ時の感想はいかがでしたか?

吉野「最初に台本を手にしたときは、たくさんの展開がありすぎて、自分がどう立ち回って、どういう展開に持っていくんだろうとハラハラドキドキしながら読みました。いろんな人の感情が爆発しているシーンも多々あったので、うわ〜ってちょっと引いたり、ハッと気付かされたりする部分もあったり。クラスメイトの感情的な掛け合いによって物語がどんどん進行していくので、これは観ていて飽きない作品になるなと思いました」