――「序列」がキーワードになった作品でしたが、SNSの普及によって、以前よりも人と比べたり、フォロワー数から序列のようなものが生まれやすい世の中になっている気がします。主題歌であるTHE RAMPAGEの歌詞にも「序列」のことがありましたが、作品や楽曲を通して、これから映画を観る方々へ届けたいメッセージはどのようなことでしょうか?
吉野「序列によって人が他者に感じることを如実に表現した作品ですが、当然優劣をつけられた気持ちになるので、そこに良くない感情が生まれることは悪いことじゃないような気がするんです。ただ、その感情とどう向き合うのかが大切なのかを教えてくれている作品だと思っています。
数字によって人に惑わされるのか、それとも自分をきちんと持って自分らしく突き進むのか、あなたならどうする?みたいな。作品を観ていただいた方には、周囲の人の目だったり、数字に惑わされず、自分という信念があれば別にそんなの関係ないよねって思っていただけたら嬉しいです」
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PROFILE
HOKUTO YOSHINO
吉野北人
1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。オーディションを経て、20174年、THE RAMPAGEのメンバーとしてデビュー。甘く透き通った声で魅せる唯一無二のボーカリスト。俳優としても映画『私がモテてどうすんだ』や、ドラマ『トーキョー製麺所』、『1122』など数多くの作品に出演。
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