Q.私はまだ小さい甥っ子の好きなものや今以上に興味が出るかもしれないおもちゃを探してほどよく知的好奇心を高めてあげたいなと思うのですが、YAMASHOさんは甥っ子さん、姪っ子さんそれぞれにご自身の経験から何かされていることはありますか?

🍑「東京に来た時にはとりあえず、東京スカイツリーとか東京ディズニーランドに連れていきました。自分は広さを見せてあげるのが大事なのかなと思いますね。『その人にしか見せれなもの』ってあるじゃないですか。例えば、お医者さんだったら、自分が働いてる病院を見せるとか、自分しか与えられないものを与える。
僕だったら、東京にいるから、東京に来たらいろんなところに連れて行ってあげて、こんなところもある、こんなものもあるんだ、みたいな感じで、とにかく触れる機会を増やしてあげたい

――YAMASHOさんの小さいころの『こんな面白いことがあるんだ』という経験はありますか?

🍑「倉敷に昔、チボリ公園(※16)というテーマパークがあって、笑顔でコマを回したり、大道芸をしていた今でいうキャストさんみたいな方たちがいたんですよ。それを見て楽しそうだと思ってました。
小学校4年生の時に、チボリ公園でダンスの大会があって、ちびっ子バージョンみたいなミュージカルに出させてもらったんです。今の仕事に繋がるステージに立つ楽しさとかをを感じました」

※16:チボリ公園:JR倉敷駅に隣接する旧倉敷紡績(クラボウ)工場の跡地を利用して1997年に開園、2008年に閉園したテーマパーク。デンマーク コペンハーゲンにあるチボリ公園からデザインやノウハウを継承。閉園後はアリオ倉敷、三井アウトレットパーク倉敷、倉敷みらい公演として再開発された。なお、閉園後も「アンデルセン広場」は残っており、その中心にある「からくり時計」は今も稼働している(現在は故障中)。