
――シリアスなシーンとお芝居が非常に多い作品ですが、逆に現場でほっこりしたことってありますか?
河合「娘の美空ちゃんがずっとほっこりさせてくれたのは助かりました。自分で持ってきたおもちゃを見せてくれたり、周りにちょっかい出しに行ったり、子供らしい姿を見せてくれたことは嬉しかったですね」
北村「そうそう。僕の周りには美空ほどの年齢ではないにしても、親になっている知り合いがいるので、親心のようなものを感じちゃいましたね」
河合「ほんとついつい一緒になって遊んでましたよね。シャボン玉作りやお絵描きとか。親というよりも学校の先生みたいな感じに近いかな」
北村「僕よりも河合さんは心身的にしんどいシーンが多かったから、現場の和みは絶対に必要だったと思います。それとご飯がすごくおいしかったですね」
河合「そうそう。ロケ地のコーディネーターの方が協力してくださって、ケータリングが素晴らしかったんです。地元のおいしい食事はもちろんですが、雨のシーンは温まれるようにじゃがいもの焼き芋をしてくれたりして工夫されていて。そのおかげでエネルギーが絶えることなく続きました」
北村「朝から晩まで根を詰めた3週間でしたからね(笑)。僕が監督を務めたとき、何が一番大事かってお弁当だってお話になりましたよ。おいしいに越したことはないけど、さらにいうと温かいお弁当が最高」
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