『鬼滅の刃』竈門炭治郎役や『東京喰種 トーキョーグール』金木研/佐々木琲世役など、数々の人気作で主人公を演じてきた、国民的声優・花江夏樹さんがsweet webに初登場♡

 

現在放送中!中国発のヒーローラブコメアニメ『この恋で鼻血を止めて』では、宇宙人のヒーロー・ヤーセンを演じられているということで、作品の見どころから、アフレコ現場での裏話、さらには多忙な日々のスケジュールやプライベートな一面まで…花江さんの“今”をたっぷり深掘りします!

 

インタビューのラストには、直筆サイン入りチェキプレゼントの応募方法も掲載しているので要チェック!

――初めてシナリオを読んだときの印象を教えてください。

日常の中にヒーローの要素が入っているんですけど、展開がとにかく目まぐるしいので、本当に観ていて飽きない内容だなと感じました。その中で、(潘めぐみさん演じる)主人公のモカと僕が今回演じている宇宙人のヤーセン、この2人が恋をして愛を深め合っていく。笑えるんだけど、時に核心をついたセリフがあったりとか、シリアスとギャグの塩梅が素晴らしいと思いました。

 

――中国発のヒーローラブコメということで、タイトルをはじめユニークな設定が魅力的だと感じました!

恋愛要素もあるんですけど、いわゆる“普通の恋の仕方”ではないんですよね。たとえば「こんな風にお互いを意識し始めることもあるんだ」とか、「こういう心のすれ違い方があるんだ」とか、ちょっと独特なんです。

ヒロインが“生きるか死ぬか”みたいな状況から物語が始まるので、いわゆる“吊り橋効果”的な恋の形というか、極限状態の中で芽生える感情も描かれていて。その気持ちが本物なのか、それとも環境に左右されたものなのか……そんなふうに考えながら観ると、より深く楽しめるんじゃないかなと思います。

ストーリー自体はとっつきやすくて、普段アニメを観ない方でも入りやすい作品だと思いますし、「この先どうなるんだろう?」ってワクワクやドキドキを感じながら観続けられる内容になっています。絵の色味もすごく綺麗なので、どなたでも楽しんでいただけるんじゃないでしょうか。

 

――ヒーロー活動を行う宇宙人・ヤーセン役を演じられていますが、花江さんから見たヤーセンの印象は?

最初は見た目もかっこいいし、ラブコメ作品ということで2枚目を意識していたんですけど、だんだんと話が進んでいくと、彼がヒーローとしてまだ能力的に未熟だったり、才能が開花してない部分があったりして……。

「かっこいい」「頼りがいがある」「強い」っていう方向ではなく、まだどこかあどけなさや心配になる部分がある中でも、一生懸命にモカと向き合っている。そういう方向で作っていきましょうという風に第1話の時にディレクションがありました。物語が進んでいく内に彼も成長していくんですけど、最初の印象とはちょっと違いましたね。

声優の花江夏樹