――アニメの中で特に注目してほしいシーンや台詞はありますか?

モカが自分の生活が変わっていくことに対して、平穏が1番だと思うけど、平穏に生きるよりも危険で刺激的な生活の方が私はいいって自分の中で決めて自身の環境を変えていくところですね。

生きていく上でいろんな選択を迫られるタイミングがあると思うんですけど、不安だけど1歩踏み出して挑戦してみる。それって大事だよなって思いながら観ていました。

 

――モカとヤーセンの息ぴったりなテンポのいい掛け合いは、潘めぐみさんとだからこそ自然に生まれたものだったのでしょうか?

潘ちゃんとは何年か前に、1年間ほど同じアニメで一緒にレギュラーをやっていたことがあって、なんとなく「きっと息は合うだろうな」っていう信頼感がありました。だから、あまり“相手がやりづらくなるかも”と気にして、自分のやりたいことを引っ込める必要もなくて。ちゃんと受け取ってくれる安心感があったので、掛け合いもすごくスムーズにできました。

 

――現場の雰囲気はいかがでしたか?アフレコ中のエピソードなどもあればぜひ教えてください。

結構テンポが速かったり、セリフの言い回しが独特だったりするので、なるべく息切れしないように気をつけていました。あと、読み間違えることも意外と多くて(笑)。そこはもうみんなで「よし、頑張ろう!」っていう、一体感みたいなものがありましたね。

あとは現場といえば、フジテレビさんが毎回お菓子を差し入れてくださって。休憩時間には「今週は何だろうね~?」なんて言いながら、みんなでわいわい食べたりしてました。