【花江夏樹】10年以上演じ続ける“同じ役”は「大変。でも新しい発見があるから面白い」【sweet web独占】
――sweetは28歳の女性をターゲットにした媒体で、30歳になることに不安を感じている読者も少なくないと思うのですが、花江さんは20代から30代に突入し、心境など変化はありましたか?
やっぱり30代に入ってから、より「しっかりしなきゃな」っていう自覚が芽生えましたね。ちょうど30歳付近で子どもが生まれたこともあって、家庭を守るというか、大黒柱として頑張らなきゃっていう気持ちも強くなりました。自分の中でひとつ、転機になったタイミングだったと思います。
でも、やっぱり女性にとっての20代と30代って、感覚的に男性よりもっと違うものなんだろうなとも思いますね。ただ、周りの30代になった方たちも、みんな「20代より楽しいよ」って言っているので、これから30歳を迎える方も焦らず、自分のペースでその楽しさを見つけていってほしいですね。
――お仕事はもちろんですが、お子さんもいらっしゃって日々忙しくされている印象なのですが、どのようにスケジュールを管理されているのかすごく気になります。
意外と自分で「この日は休みたい」といった希望を伝えて、調整していただいています。特に子どもと遊ぶ日はしっかり確保してもらっているので、その日は仕事のことは忘れてしっかり向き合えていますね。
平日の日中は仕事をして、夜は家に帰ってから子どもとお風呂に入ったり、寝かしつけるときには「今日1日に何があった?」って話を聞きながら、眠くなるまで一緒に過ごすのが最近の日課です。そういう時間がすごく楽しくて、仕事も頑張ろうって思えます。
仕事の準備に関しては、台本は事前にもらいますが、隅々まで読み込むというよりは、その場の掛け合いで生まれるものが圧倒的に多いので、あまり事前準備を詰め込みすぎないようにしています。デビュー当時から監督やディレクターの方にそう言われてきたので、ずっとそのスタイルでやっていますね。
仕事の時間は仕事の時間、家に帰ったらプライベートというふうにきちんと分けられているのが、結果的にすごくいいバランスになっていると思います。
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PROFILE
NATSUKI HANAE
花江夏樹
1991年6月26日生まれ、神奈川県出身。声優として活躍。2013年に「断裁分離のクライムエッジ」の灰村切役でテレビアニメ初主演を務める。以降、アニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎役をはじめ、数多くの話題作に出演。また、自身のYouTubeチャンネルで行っているゲーム配信も人気を博している。主な出演作に、テレビアニメ「東京喰種」(金木研/佐々木琲世)、「四月は君の嘘」(有馬公生)、「斉木楠雄のΨ難」(鳥束零太)、「東京リベンジャーズ」(九井一)、「サマータイムレンダ」(網代慎平)、「ダンダダン」(オカルン〈高倉健〉)などがある。
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AUTHOR'S PROFILE
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