──最近、日本武道館のワンマンも終えられました。そこで感じたことや印象に残っていること、成長したなと思うことなどを伺いたいです。

龍宮城を応援してくださる方たちって、本当にお腹から声を出してくれてるなと感じることが多くて。日本武道館ではありのままで、龍宮城とファンがぶつかり合えたと思います。あと関係者の方に「龍宮城ってスタッフさんから愛されてるよ」と言っていただいたことがあって、それを特に強く感じられたのが、武道館でのパフォーマンスでした。（僕たちも）照明や音響に一から携わらせていただいたんですけど、僕たちの気持ちに寄り添って一緒に作り上げてくださったことが印象的でした。これからも龍宮城を愛してくださる方々と、新しいものを作っていきたいなと思っています。

龍宮城　KEIGO

──また、現在放送中のアニメ『黒執事』では、エンディングテーマを務められていますよね。アニメとのタイアップが決まったときのお気持ちや、「WALTZ」への想いをお聞かせください。

メンバー一同、アニメや漫画が好きなので、タイアップが決まったときは本当に心の底から嬉しかったです。龍宮城としての夢の一つにアニメとのタイアップがあったので、それが叶いました。このお話をいただいてから、『黒執事』という作品にたくさん触れて、自分の人生の中で特別な作品にもなりました。「WALTZ」という楽曲は、作品の世界観に寄り添いつつも、等身大の僕たちを表せた1曲になったと感じています。元から龍宮城を応援してくださっている方をはじめ、このアニメで初めて出会った方にも、たくさん聴いていただきたいです。

──今回もそうですが、CDジャケットやライブなど毎回、衣装にも目を引かれます。どれも龍宮城の世界観が詰まったものかと思いますが、特に思い入れのある衣装を教えてほしいです。

「Mr.FORTUNE」のときの制服衣装です。紫のジャケットに、白のシャツ、そしてグレーのパンツなんですけど、オーディションの最終試験、また、デビューした瞬間に初めて着た衣装なので、特に思い入れが強いです。武道館のときも着用させていただきましたが、いつになっても“初心忘れず”という気持ちになります。すごく大好きな衣装です。