Margaret Qualley
マーガレット・クアリー

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Margaret Qualley
1994年10月23日、モンタナ州生まれ。芸能一家で育ち、2011年にモデルとしてデビュー。13年の『パロアルト・ストーリー』でスクリーンデビューし、17年の『クローズド・ガーデン』で初主演。21年のNetflixシリーズ『メイドの手帖』でゴールデングローブ賞や全米映画俳優組合賞の候補になった。


再生医療、アンチエイジング、承認欲求……。今を生きる女子が気になって仕方ないことを全部詰め込んでいる『サブスタンス』。サブスタンスという怪しい再生医療に手を出したことから始まる元大人気女優の奇妙な体験を、ブラックユーモアたっぷりに描いた傑作だ。

デミ・ムーアが演じた主人公のエリザベスは、サブスタンスによって細胞分裂して、もうひとりのエリザベス「スー」が爆誕。エリザベスの経験値を持ちながら、美貌と若さを誇るスーは、一気にスターになっていくのだが……。このスーを演じたマーガレット・クアリーに直撃。

「私がこの脚本に引き寄せられた理由のひとつは、アンチエイジングや美容への過剰な関心、または越えられない壁に立ち向かうことなど、今を生きる人が共有しているトピックを語っているから。私はモデルとしてデビューして演技を始めたんですが、その道のりの一歩一歩が、完璧であること、または達成不可能なことへ、信じられないほど大きなプレッシャーを感じてたし、人生において誰もがある程度はこれらの壁にぶつかっていると思うんです。スーを演じることで、それら全てに正面から向き合わなければならなかったんですが、それは嬉しい経験。おかげで強くなったと感じています」