鍛えまくって臨んだ天真爛漫な不良役

ー今回主人公の桐木司を演じるうえでどんな準備をしましたか?

豆原「原作の漫画を読んだりアニメを何回も観て、司という人物をしっかりインプットしました。天真爛漫で、感情の振れ幅が大きくて、すごく無邪気なキャラクターだったので、そこを表現できるように意識して。あとは体作りをガチガチにやって、アクションシーンも練習をたくさんして備えました。鍛えた甲斐もあって、特攻服はサラシを巻いて着たんですけど、胸板が仕上がっていたのでいい感じに着こなせたと思っています。僕も学生時代に地元で一回だけリアル特攻服を着た人を見たことがあるんですけど、憧れもあって、実際に着る時はすごくドキドキしましたね」

ー撮影中、自分の中に司が乗り移ったような瞬間はありましたか?

豆原「今思うとあったと思います。あの時期、『何でも来い!』みたいな完全に無敵モードに入っていた気が(笑)。あとで試写を観たときに「これ自分!?」ってびっくりするくらい爆発してて面白かったです。その時はナチュラルな役を演じている時だったのでなおさら……」

JO1豆原一成