――もし「リッチェスト」のシステムに岡本さんが出会ったら、どのようなビジネスで「大損」を狙いますか?

これはちょっと難しい質問ですね(笑)。

「リッチェスト」は、何か会社を作って、お金が補充されて、このお金を元に何かを成果物として世に出して、それで失敗しなければいけないという感じだと思うので、イベント会社ですかね。

例えば、「空白の何かを見せる」。誰もいない劇場を見せるのもまた芸術だよね、ということで、1万円ぐらいでチケットを売って、ただ90分間座っていただいて誰も出てこない、とか?(笑)。

 

――面白いと思います! 今回、岡本さんが演じられているマー・ヤンは、主人公のチェンから“足を引っ張る天才”と言われていましたが、ポンコツながらも素直で愛らしいキャラクターだと感じました。岡本さんから見たマー・ヤンの魅力はどこにありますか?

可愛らしくて人懐っこくて愛嬌があるところですかね。マー・ヤンの中では打算的な行動もあったりするんですけど、嫌味がないようにコミカルに、結果的に可愛く見えたらいいなと思いながら演じていますね。

岡本信彦