――アニメシリーズ通して、演じていて辛かった・大変だったシーン、楽しかったシーン、それぞれ教えていただけますか?

内田さん:やっぱり伏黒とお父さん(子安武人さん演じる、伏黒甚爾)とのバトルですね。甚爾との戦いは収録的にも非常にスピーディーでした。画がまだ完全にはできてない状態での収録ではありましたが激しくて細かく動いているのはよくわかる画で。どこまで動きに音を当てていくかということを探ったり、フィジカル的に大変だったっていうのはありましたね。

それに激しい戦闘のの交わした会話も印象的でした。シーンの緩急がすごくよかったですよね。

榎木さん:(「渋谷事変」の)最後の方の真人戦は、苦しいというか難しいなって。ずっと戦っているので、セリフはあるんですけど、全部心の声というかモノローグばかりで。どこまでそのモノローグで感情を出すかとか、相手からもらって芝居する部分とはまた変わってくるので、自分の心の声だから出しすぎると喋ってるようにも聞こえちゃうし、かといって出さなすぎても盛り上がらないし。

でも、作戦を考えているところはちょっとクレバーな部分もあるだろうしっていうところで、モノローグでどう盛り上げていくかは結構難しかったですね。

声優の内田雄馬

――『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』をこれからご覧になる方や、まだ観たことが無い、スウィート読者に向けてメッセージをお願いします。

榎木さん:今回の劇場版は、特別編集版も含まれているので「渋谷事変」がすごく分かりやすくこの1本で観られると思います。ただできればアニメを1期から観ていただいてから、観てもらうとより面白く感じると思いますし、その先の「死滅回游」も楽しめるんじゃないでしょうか。

スウィート読者の方はきっとハマると思うので。『呪術廻戦』ってほぼスウィート……

内田さん: (笑)。

榎木さん: 甘いシーンばっかりですよ。

内田さん: いやだいぶ過酷ですよ!

榎木さん:(笑)。共感性はあるんじゃないかなと思います。スウィートの読者の皆さんもよろしくお願いします。

――(笑)。ありがとうございます!内田さんお願いします。

内田さん:『呪術廻戦』をまだ観たことないよっていう方にも、どんな作品か伝わるものになっていると思います。「死滅回游」の始まりまで一緒に楽しめますし、是非この機会に観ていただけると嬉しいです。

あと、やっぱり『呪術廻戦』はスウィートなので…きっと。

榎木さん: きっとね(笑)。

内田さん:読者の皆さんにも伝わるスウィートな作品になっている……

榎木さん:感じはするよね!

内田さん:ぜひともご覧いただけると嬉しいです。


――(笑)。ありがとうございました!