――今回共演されたお三方の印象は?

●水上恒司の印象

木戸:アスリートでもあるけど、人をいじる“いじりマシン”(笑)。

:ストイック。この人について行こう、この人を支えようって思わせてくれるようなストイックさがひしひしと伝わってきました。

JUNON恒司は、孤高な人だとクランクインする前に聞いていて、ただ実際は人見知りだったのかなみたいな(笑)。でも、演技や現場での振る舞い、監督と話している姿とか……「こういう感じで撮影が進んでいくんだ」っていう、僕の1番に見本になったのが彼なので、すごく感謝してますね。

●木戸大聖の印象

水上:経験値からして、技術をしっかり持たれている。それをちゃんと武器にしてお芝居をされるのがとても印象的でした。

彼は楽しい人、面白い人。もう楽しいことが好きなのが一緒なんですよね。僕らの関係は、高校生時代とか、学生のノリみたいな感じなんです。ボウリングとかカラオケとか、僕らそういうのでしか遊ばないので、遊び方がずっと学生のままなんですよ(笑)。大聖くんもそういうのが大好きなので、そこがすごく合っています。

JUNON:大聖くんにはそんなに人見知りとか感じなかった!でも、3人ともみんなクールだなって思いました。僕からすると画面で見ていた存在なので、「テレビの人だ!」っていうのはありました。

●綱啓永の印象

水上:蘇枋隼飛としての佇まいみたいなものをより意識されているのを、現場でお見受けすることが多かったです。原作人気投票で1位を取っているキャラクターっていうのもあり、そこを意識してないはずがないと思うので、それを踏まえた上での役作りはとても印象的でした。

木戸:ムードメーカー的な、とにかく明るい人。ふざけたり面白いことを言ったりするのが大好きな人なので、一緒にふざけられる(笑)。学校の友達と話す感覚に近いですね。

JUNON啓永が、すごいフレンドリーで「仲良くしたいって言ってるよ」ってクランクインの前に誰かから聞いてたんですけど、意外と話してくれなくて……人見知りなのかな?(笑)。
↑話さなかったら=人見知りじゃないのよ!(笑)。(水上

●JUNONの印象

水上:JUNONさんご自身が今回初めてお芝居をするっていうのは、もちろん周りから聞いていました。でも遠慮することはないし、自分が偉そうに「芝居ってこうなんですよ」と言うつもりも一切なかった。 ただ1つだけ思っていたのは、この作品を経た後に、「芝居って面白そうだな」って思ってもらえるような手合わせを、僕は言葉じゃなくて、アクションを通じてなんかお伝えしたい。こういう人なんだっていうよりも、僕がそういう風にお伝えしたいみたいな、一方的な愛ですね。
↑届きましたよ!孤高の愛!(JUNON

木戸:一見クールな感じに見えるけど、どんどん掘っていったら「あっ!面白いことが好きなんだな」って!

包容力があります。なんか一緒にいて落ち着くんですよね。僕が同い年っていうのもあるかもしれないですけど、優しいし、あったかいし。スーパースターなのに、その感じはもちろん出さないし、一般的な感覚をしっかり持っているギャップが素敵です。

BE:FIRSTのJUNON