――新体制で挑んだ2024年のツアーは映画でも密着されていますね。公演を重ねる中で、心境の変化はありましたか?

中務「初日を終えた時に、“あ、いけるな”って素直に思えたんです。こんなにたくさんの人が待っていてくれたんだ、というのを肌で感じた瞬間でしたね。不安だった気持ちが、少し安心に変わったのはあの初日だったと思います」

片寄「ツアーって、どれだけ準備しても本番のお客さんの顔を見るまで正解がわからないんですよ。その意味では、実際にライブが始まって、みなさんの反応を感じることで僕らも自信がついていきました」

佐野「ツアーをやっていくなかで、徐々に新しい体制を受け入れていったというか」

片寄「今振り返ると、やっぱり新しい体制になったGENERATIONSを見たいって思ってくれる人たちがいるっていう事実が一番自分たちの心を勇気づけてくれたと思います」

中務「ファンの方々も変わらず応援してくれているのをめちゃくちゃ感じていますし、むしろ前より熱量高いんじゃないかなって思う時もありますね」

佐野「もしかしたら、応援の仕方も変わっているのかなと思いました。GENERATIONSの純粋なファンというよりも、サポーターみたいなスタンスになっているファンの方たちもいるんだろうなと」