活動する中で大変なことがあるとすればどんなことですか?

「肉体的には、例えば今だと捨てられちゃった子猫達がいるんですけど、人の手がないと生きていけないんですよね。昼夜を問わず、ミルクは3時間おき。今はスタッフで回しながらできますけど、最初のころは不慣れだし睡眠不足が続くしで、きつかったかも。
それと、病気のコかな。うちは白血病やエイズなどに罹患していても積極的に受け入れているので、終末期になれば、排泄をコントロールしたり、強制給餌をしたり、献身的なサポートが必要だったりするから。
だけど、そんなことは覚悟してやっているわけで、正直どうってことないんです。むしろ、危険な場所に身を潜めているくらいなら、お世話させてください! という気持ち。仮に死に直面していても、私達がいる温かい場所で幸せな気持ちで旅立ってほしい」
となると、大変なのは精神的なこと。
「ですね。出会いがあるぶん、色んな形でたくさんのお別れもしているので。もうね、いつどんなときも確実に後悔します。スタッフ全員で100%のチカラで取り組んでいても、もっととこうしてあげられたかな、って重い気持ちを抱えたりもして。
彼らが生きてきた時間を肯定するためにも、この苦い経験は次のコに生かせるよう糧にして、しっかり前に進もう。そうみんなで決めてはいるのですが、お別れは何度経験しても辛いです。どんなコも家族だから」
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