――それで、東京の「影・欲望」を象徴する場所として歌舞伎町、そして「光」やルーツとしての沖縄という2つの舞台が決まったと。撮影場所についても振り返りましょうか。JOJIさん、撮影場所はどのように探されたのですか?

JOJI「歌舞伎町はやっぱりあの入り口や、新宿のネオンが映える場所をメインに探しました。健太さんの雰囲気と空間がマッチする場所を提案して」

健太「王道の『キラキラした写真集』にはしたくなかったんです。もっと素の自分、僕にしかできないことをやりたかった。バスタブに花を浮かべるシーンも妖艶さが欲しくて僕からアイデアを出しました」

――イチジクを握りつぶすシーンも印象的でした。

JOJI「エロスの象徴というか。なかなか他と被らないアイテムとして用意しました」

――そこから沖縄編へと続くわけですが、実は構成にも仕掛けがあるんですよね。

JOJI 「最初は『新宿パート』と『沖縄パート』で分けようと思っていたんですが、写真がどれも良すぎて。光と影は交互に続いていくものだからと、編集担当さんとも相談して構成も交互にセレクトしました」

健太「沖縄ロケは3日間。地元の糸満から、北は残波岬の方まで行きました。自分がLDHに入って、まさか地元の沖縄で写真集を撮るなんて、今でも不思議な感覚です。15年以上前、ガラケーで109にあるEXILEさんのポスターを撮っていた自分が、今そこに立っている」