年度末が近づき、仕事もプライベートもバタバタと忙しい日々が続いていませんか?
心に余裕がなくなると、どうしても感情に蓋をしてしまいがち。そんな時こそ、良質な物語に触れて、思いっきり涙を流してデトックスするのがおすすめです。
今回は、20代・30代の女性から絶大な支持を集める「心に刺さる」珠玉の5作品をセレクトしました。切ない愛、家族の絆、および生きる意味を問い直す物語。読み終わる頃には、きっと明日からの毎日が少しだけ軽やかに感じられるはず。いつ泣いてもいいように手元にティッシュを用意して、どっぷりと読書の世界に浸ってみませんか?
INDEX
誰にも言えない痛みを包み込む優しさ『カフネ』

まずご紹介するのは、阿部暁子さんの『カフネ』。
タイトルの「カフネ」とは、ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」という意味があります。その言葉通り、本作は読者の傷ついた心にそっと寄り添い、撫でてくれるような温かさに満ちた物語です。
【あらすじと見どころ】
法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟・春彦の急死に打ちひしがれていました。弟が遺した遺言書をきっかけに出会ったのは、彼の元恋人である小野寺せつな。薫子は、せつなが勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことになります。立場も性格も違う二人が、食事や家事を通して、大切な人を亡くした喪失感と向き合い、再生していく姿が丁寧に描かれます。
【ここが泣ける!】
この作品の最大の魅力は、「言葉にできない孤独」を肯定してくれるところ。
私たちは日々、周囲に馴染もうと無理をしたり、期待に応えようと自分を押し殺したりしてしまいますが、薫子やせつなが、互いのトゲや不器用さを認め合いながら、美味しいごはんを通して少しずつ心を解かしていく過程には、思わず涙がこぼれます。特に終盤、隠されていた真実が明らかになるシーンでは、悲しみだけでなく「愛されていた記憶」も溢れ出し、胸が熱くなること間違いなし。
本作は、全国の書店員さんが「今一番売りたい本」を選ぶ「2024年本屋大賞」にノミネートされるなど、多くの読者の共感を集めた話題作です。年度末、走り続けて疲れた心に「そのままでいいんだよ」と言ってほしい時に手に取ってほしい一冊です。
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