トー横封鎖後の歌舞伎町を舞台にした映画『東京逃避行』。
若者たちを保護し心の拠り所となる役どころで出演の綱 啓永さんにインタビュー!
ニッコニコで話してくれた、最近のプライベートのエピソードもチェック!

―今回、トー横封鎖後の歌舞伎町を舞台にしたストーリーになっていますが、出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

綱啓永(以下:綱)「この作品は‟居場所“っていうのがテーマになっていて、居場所を求める2人と作る2人が居て。僕が演じるのは作る側なんですけど、作る側の2人がしっかり演じないと、この作品が成立しないと思ったので、勝手に責任感みたいなものを感じていました」

―その中でも綱さんは、主人公の飛鳥と日和に寄り添う側のエドという役柄を演じていますが、どういうことにフォーカスをしてエドという役柄を演じようと思いましたか?

綱「トー横っていう居場所がなくなって、そこに来る子たちの居場所「新宿SANC(本作に出てくる保護団体)」を新しく作る。言っちゃえばリーダー的な位置なんですけど、保護団体を作るって考えるってことは、根っこの部分はすごく優しい人なんだろうなと思ったので、そういう部分がにじみ出たら、この役の説得力は上がるのかなと思い、心のどこかに常に優しさを置きながら演じるようにはしていました」

―どこかに影があるというか、心の傷を抱えているような、その複雑さがありそうな気がしました。その辺のバランスとかはどう意識しましたか?

綱「傷が全くない人間はいないと思うので、そこはエドなりの傷があったと思うんです。ホストの時期もありましたが、エドのバックボーン的には普通に生きてきた人間で。そこから居場所がない子たちのことを考え始めるっていう。自分の人生を普通に生きようと思えばそのまま突き進めた人生もある中で、自分以外のところまで目を向ける人間というところは常に考えてました」