前作に続き『ゴールデンカムイ』らしさが
ふんだんに散りばめられた作品です

―俳優の皆さんは、それぞれにクセの強いキャラクターを演じていますが、今回は前作よりも、さらにそのクセの強さがパワーアップしているように感じました。 そういった方々と演技で対峙している最中はどのような様子だったのでしょうか?

現場自体はとても和やかな雰囲気でしたね。作品自体コミカルな要素がふんだんにあって、演じている時は笑いを堪えるのが大変なぐらい面白かったです。杉元のチームの中では矢本くん演じる白石が、ムードメーカーになっていました。シリアスなシーンが多い中、そんな白石と アシㇼパのコミカルなやりとりは演じていてとても楽しかったです。

―アシㇼパにとっては心がえぐられるようなシーンもありつつ、アクションやコメディ要素も満載の作品です。演じる上で感情の高低差をどのように切り替えていったのでしょうか?

その課題は前作からあったんです。さっきまで戦いのシーンを撮っていたのにいきなり、こんなシーン?みたいなことはあるのですが、それも含めて『ゴールデンカムイ』らしさ。私たちが出演していないシーンがどうなっているのかもわからないので、前作のときは精一杯演じつつ“(作品として)繋がった時にどう見えるんだろう”と思ったりすることもありましたが、完成した作品を見たらちゃんと『ゴールデンカムイ』になっていたので、今回は安心して自分の役 とその場面に挑めたと思います。

―今回、完成した作品を見た時はいかがでしたか?

今回は、出演がないシーンも多かったので、新鮮な気持ちで楽しめました。というのも、やはり完成した作品を最初に観るときはどうしても自分のお芝居が気になってしまって客観的に観られなくなってしまうんです。でも、自分が出ていないところは純粋に作品として楽しめるので、作品の世界に入り込んで楽しむことができました。特に第七師団の場面は(出番がなく)まったく知らなかったので、前作より、さらにカオスになっている展開に引き込まれました

―今回の出演者で気になった方はいましたか?

第七師団の宇佐美時重役の稲葉友さん。現場ではご挨拶した程度だったのですが、演技の振り切りっぷりがもう最高だなと思いました。